
山森弘行さん

神棚に供える榊を主に、ワサビや山ブキ、ワラビ、ミョウガなどの山菜も出荷しています。4月、5月の山は、「宝の山」です。半日かけて山を歩き回り、かごいっぱいに収穫します。榊は神様に供えるものですから、丁寧に洗い、汚れている葉を取り除きます。7は七福、8は末広がりといった縁起のいい数字。7、8本をそのまま花立てに立てられるよう、一束にして出荷しています。
店頭でお客さんから、「あんたが来るのを待っとったよ」と言われたことが、うれしかったです。

西浦由美さん

しっかりとした果肉、甘さと程よい酸味が特長の桃太郎ファイトという品種を中心にトマトを栽培しています。旬は5月中旬から8月中旬。今年は、誰よりも早くトマトを出荷するため、出荷時期が少し早い(5月初旬~)甘太郎Jrという品種にも挑戦しています。トマトは、つやがあって、真っ赤に熟したトマトがおいしいですよね。出来は天候によって左右され、栽培は難しいですが、おいしいものを作るために日々がんばっています。
店頭では、お客さんから直接意見を聞くこともあり、今後の栽培に活かしています。

吉田歌子さん

自家栽培のもち米を使い、塩味をベースにしたかきもちを作っています。着色料を使わず、青のりやエビ、黒豆などを入れて、味も色も様々です。かきもちは、私の子どもの頃のおやつ。なつかしさを感じてもらえたらと、昔ながらの「わら」で一連にしました。オーブントースターで少し焼いて簡単に食べられます。油で揚げてもおいしいですよ。
たじまんまで商品を並べていたら、お客さんから「主人がかきもち好きなの」と声を掛けてもらったことがうれしかったですね。

石坪武彦さん

「味蔵たんとう」の愛称で、よもぎもちや青大豆入りみそ、キュウリの漬物、ちらし寿司などを出荷しています。もちは、地元産のもち米を昔ながらの杵でついています。特に地元で採れたよもぎと、甘さ控えめの餡を入れたよもぎもちが特に人気です。青大豆を原料にしたみそは、熟成期間を2~3年と長くすることで、コクのあるまろやかな味に仕上がります。原料はできるだけ地元産のものを使い、すべて手作りにこだわっています。

木村尚子さん

農楽は、若い人たちの社会への参加を支援する施設です。スタッフは5人で、会員は25人。ここでは「作って食べること」を基本に、地域の方やたじまんまの出荷者の方に作り方などを教わりながら、いろんな農産物を作っています。できた農産物や加工したものを出荷しています。商品に貼るシールや売場のポップも手作り。会員たちは、食べ物を作る喜び、買ってもらえる喜びを感じながら、楽しく作業しています。

森桃代さん
高品桂子さん

漬物に使うダイコンや佃煮の朝倉さんしょなど、食材には地元産のものをできるだけ使っています。保存料などの添加物は使用していません。漬物と佃煮のほかには、みそやコンニャクも出荷しています。私たち二人が心を込めて作った、手作りの味をお楽しみください。

大治宏実さん

クッキーを出荷しています。「地球を大切にしたい」という思いを込めて、一つ一つ手作りしています。日本の農業を応援し、食べた人が「原料が作られるところから、商品ができるまでの過程に思いを馳せる」、そんなお菓子作りを心掛けています。だから、材料は国産を中心に、そば粉や酒かすなど地元産のもの、オーガニック(有機栽培)などを使っています。

藤原勲さん
志げのさん

かきもちとあられを作っています。わが家で栽培したもち米で何かできないかと、私たちが子どもの頃のお菓子、かきもちとあられを母に教わって作り始めました。かきもちには、自家栽培の黒大豆とシソのほか、エビ、ノリを入れたものがあり、1袋で4つの味が楽しめます。毎日のように出荷していますので、作りたてを召し上がってください。

植村元さん

「出石蒟蒻」という商品名でコンニャクを出荷しています。
コンニャクの良し悪しは、歯ごたえ・舌ざわり・風味にあると考え、昭和31年の創業以来、原料と製造方法にこだわってきました。原料には群馬県産と地元産のコンニャク芋を使い、昔ながらの手延べ製法で、伝統の味を守っています。自然にできる気泡が味の染み込みを良くし、風味と粘りのあるコンニャクができあがります。

平野石三さん

「章姫」と「紅ほっぺ」という品種のイチゴを出荷しています。
「章姫」は、酸味が少なくて甘味があり、果肉が柔らかいのが特徴。小さい子どもさんにも人気です。昨年から作り始めた紅ほっぺは、果肉が章姫よりやや固くしっかりとした食感があり、甘味と酸味のバランスがとれたイチゴです。どちらも旬は5月下旬まで。それぞれのイチゴの味を楽しんでください。

米田守さん

ニンジンとゴボウを出荷しています。
ニンジンは、「Drカロテン5」という品種。ニンジン臭さが少なく、甘味があるので、食べ方はサラダやジュースがおすすめ。色が濃いので料理に映えます。2月までが食べごろです。ゴボウは、「柳川理想」という品種で、白肌で肉質が柔らかいのが特徴です。太さ2~3cmのものが特に柔らかく、味がしみやすい。牛肉にも良く合います。

日下部東三さん

1月にはロマネスコやフキノトウを出荷しています。「安全・安心なものを安く」をモットーに無農薬で栽培しています。お客様の喜びの声を聴くとうれしいです。作っていても楽しいですし、それがやる気にもつながります。

中尾輝子さん

葉牡丹を中心に、1年を通して花木を出荷しています。きれいな花が咲きますように、元気な花が咲きますようにと、花に声を掛けながら毎日管理をしています。お客様に喜んでもらえるものを作れるよう、がんばります。

根岸徹也さん

たじまんまの食材は"新鮮さ"が売りです。「お客様に鮮度の良い物をお届けしたい」という思いで、生産者みんなでがんばって出荷しています。ぜひご来店いただき、鮮度の良さをお確かめください。

加悦大三郎さん
富美恵さん

自家栽培の餅米で栃餅と豆もちを作って出荷しています。餅を作って20年、手作りにこだわり、臼と杵でついています。栃餅は、栃の実を混ぜてついた餅で、栃の実のほろ苦さと餡子の甘さがよく合います。栃の実はアクが大変強いので、アクをとるために皮を剥いたあと灰汁に半月ぐらいつけます。手間と時間がかかりますが、皆さんに喜んでもらえるものを作ろうとがんばっています。

川畑岩夫さん
ときさん

漬物の漬け方を母に教えてもらい、作り始めて50年以上になります。たじまんまには、らっきょうの漬物、梅干のほか、今月の下旬からはダイコンとハクサイの漬物を出荷します。夫が栽培した野菜を私が漬物にしています。仕込んでから直射日光の当たらない所に1~2ヶ月おきます。その間、数回漬け替えます。手間はかかりますが、おいしいもの作りたいという想いでがんばっています。

田路弘巳さん

果物を気軽に食べてほしいと、いろんなものを出荷しています。ぜひ、食べていただきたいのが、サルナシです。生のまま食べられ、一口サイズで食べやすい。果実がやわらかくなった頃が、酸味が抜けて最もおいしい時です。果実酒としてもお楽しみいただけます。たじまんまでは試食を用意していますので、一度食べてみてください。

小山進さん

リンゴは、皮と果実の間に栄養が多くあると言われています。皮のままでも安心して食べてもらえるように、農薬の使用をできるだけ抑えています。特に収穫の1カ月前からは、まったく使用していません。甘くてみずみずしい神鍋リンゴを是非食べてみてください。

谷脇一正さん

香美町香住区のナシ生産者で作る香住果樹園芸組合は、「二十世紀」を主力に様々な品種のナシを作ってたじまんまに出荷しています。
二十世紀は、甘味と酸味のバランスが良く、シャキシャキとした食感が特長。旬は、9月初旬から20日頃です。

橋本実さん

豊岡市内のブドウ生産者で作る葡萄部は、大粒系の中でも人気の高い「ピオーネ」を主力に、いろいろな品種のブドウを作ってたじまんまに出荷しています。 ピオーネは、果皮が紫黒色で、酸味が少なく、甘みが強いのが特長。旬は、9月上旬から10月上旬です。