
橋本拓己さん

10年前から本格的に有機農業を始め、野菜や果樹合わせて年に40品目以上を栽培しています。3年前からは養鶏業も始め、農産物栽培と養鶏の有畜複合型の農業に取り組み、「こめ卵」(10個入400円・税別)という商品名で卵を販売しています。家畜の飼料には輸入トウモロコシなどがよく使われていますが、うちでは自家栽培の飼料用米を中心に、緑餌(野菜の残さや野草)やカニ殻などできるだけ地元のものを使っています。

竹中義行さん

初夏どりのキャベツ、パプリカ、ミズナなど年間で10種類以上の野菜を出荷しています。3月中旬まではハウスで栽培したキクナがあります。キクナは、鍋料理をはじめ、茹でて和え物やおひたし、炒め物、天ぷらなどの揚げ物がおいしいです。安全安心なものを食べてほしいから農薬をできるだけ使わずに栽培し、鮮度の良いものを届けたいから収穫したあとすぐに袋詰めして開店前にたじまんまに持ち込んでいます。

中筋しょうが生産組合さん

豊岡市中筋地区の特産品を作りたいという思いから、耕作放棄地を活用して、体を温め免疫力を高めるというショウガの生産を始めました。組合員は39人。減農薬栽培に取り組んで、兵庫県の「ひょうご安心ブランド」や豊岡市の「コウノトリの舞」ブランドを取得しました。ショウガを食べて、体調を崩した人や冷え性の人の体調が良くなった、風邪をひかなくなったなどと聞きます。皆さんも、ショウガを食べて健康増進!

丸岡勲さん

季節の野菜と漬物を出荷しています。野菜の栽培では、化学肥料や農薬の使用をできるだけ控えるようにしています。この時期に出しているのはサトイモ。煮物などにしてどうぞ。漬物はたくあんと高菜漬けがあります。たくあんは、母から受け継いだ昔ながらの作り方で、収穫して土の付いたままのダイコンを2週間ほど自然乾燥し、半年間漬けます。歯応えがあっておいしいですよ。ぜひ食べてみてください。

伊賀正義さん

生シイタケと干しシイタケを出荷しています。シイタケを作り始めて40年以上、手間はかかりますが原木栽培にこだわってきました。原木は豊岡市内の山から切り出したもの。わが家のシイタケは香りが良く、肉厚で歯応えがあります。生シイタケのおすすめの食べ方は、軸を取り除きひだの上にマヨネーズと醤油をつけてオーブンなどで約10分焼きます。シイタケの味も楽しめて、簡単でおいしい!お試しください。

福井美治さん

干し柿やナシなどを作っています。干し柿は、乾燥機を使わず昔ながらの天日干しをしています。わが家は海に近く、潮風に当てることで柿の甘みが増します。ナシで有名なのは二十世紀ですが、他にも様々な品種があります。この時期は晩生種の愛宕、新興、晩三吉の3品種を出荷しいています。愛宕は、重さ1kgほどになる大きなナシで、3月ごろまで食べられます。新興は2月、晩三吉は3月までと冬でも食べられる果物です。

坪井節子さん

我が家で栽培したもち米を製粉し、だんごの粉として出荷しています。500g入り(550円・税込)と1kg入り(1,100円・税込)があります。だんごは彼岸や盆のお供え物のほか、ぜんざいに入れてもおいしいです。寒い季節にいかがですか。体が温まりますよ。ほかには野菜や果樹、漬物など量は少しずつですが、いろんなものを出荷しています。1月には、ハウス栽培のサニーレタス、キュウリ、ミニトマト、ホウレンソウなどが旬を迎えます。

池田寿夫さん

4月中旬までは、ホウレンソウやコマツナ、ミズナなどの軟弱野菜を主に出荷しています。直売所の野菜は新鮮なのが売りの一つです。皆さんに新鮮なものを食べてほしいから、収穫したあとは袋詰めをして、できるだけ早くたじまんまに持ち込むようにしています。一年を通していろんな野菜を出荷していますが、毎年1品目以上は栽培経験のない野菜の栽培に挑戦しています。たくあんやハクサイの漬物も出荷していますので、ご賞味ください。

堀上一彦さん

一年を通して20種類以上の野菜を出荷しています。12月が旬の私が作る白ネギは、太くて甘くてやわらかく、青葉も食べられます。雪が降るほど、寒くなるほど、さらにおいしくなります。鍋やすき焼きで味わってください。おすすめの食べ方は、白い部分をぶつ切りにしてごま油で炒め、お好みで焼肉のたれや醤油をかけて。とろっとしておいしいですよ。野菜のほかには、高菜漬けやたくあんも作っています。是非、食べてみてください。

野沢政太郎さん

野菜や漬物を出荷しています。一年を通して季節の野菜を作っていて、11月にはネギやダイコンなどが旬を迎えます。ネギは白根の部分から青葉の部分まで食べられるもので、寒くなるほど甘くなりおいしさが増します。是非お鍋にどうぞ。ダイコンは収穫して漬け込んで、翌年の盆頃にたくあんとして出荷します。自宅がたじまんまに近いこともあり、朝に収穫したものをたじまんまが開店するまでに出荷するようにしています。

宮嶌寿賀雄さん

パン屋を経営しています。生地そのものを味わってほしいので、やさしい味に仕上げています。約20種類あって、お勧めは、「バタール(フランスパン)」と「デニッシュトースト(食パン)」。バタールは、スライスしてトースターで焦げ目を付けてシチューやカレーを付けてどうぞ。デニッシュトーストは生地にバターが練り込んであるので、バターの香ばしさが口の中に広がります。いろんな種類のミニパンを袋詰めしたものもありますので、家族で楽しんでもらえると思います。

武村信雄さん

キノコを作り続けて40年以上になります。現在は、家族でキノコ園を経営し、いろんな種類のキノコを作っています。たじまんまには、主にシメジ、エリンギ、ブナシメジを出荷しています。種類によって味や歯ごたえはさまざま。キノコご飯や鍋などにいろんなキノコをふんだんに使って、その味を楽しんでください。キノコのほかにも、柿や干し柿のスライスも出荷しています。店内で探してみてください。

田中寛さん

手づくりの豆腐と栃餅の店として平成10年に営業を始めました。たじまんまには栃餅のほか、昨年からよもぎ餅も出荷しています。須野谷集落には栃の木がたくさんあって、ここで採れた栃の実をふんだんに使っています。餅米もここで栽培したもので、手づくりにこだり昔ながらの臼と杵を使って餅をついています。ねばりがあっておいしいですよ。あんこが入って、6個入(800円・税込)と3個入(400円・税込)を用意しています。ぜひ、手づくりの味をお試しください。

小野山進さん

ツルムラサキを出荷しています。ツルムラサキは独特のぬめりがあり、栄養価が高い食材で、主に茎葉の部分を食べます。栽培には湿度と水が必要で、湿度が高くきれいな水が豊富な但馬地域に適した野菜です。最盛期には一日10cmほど伸びるので、早朝から妻と二人で収穫作業に追われています。収穫したものはその日の午前中にたじまんまに持ち込みます。味噌汁の具やお浸し、ゴマ和えにしてどうぞ。

関岡謙介さん

1年を通して季節の花20~30種類を育てています。9月には主にキキョウ、オミナエシ、トウテイランの苗を出荷します。日本固有種で絶滅危惧種でもあるトウテイランの栽培は、今年初めての取り組みです。花によって性質が違うため、日照時間や肥料配分などその花にあわせた管理が大変ですが、いいものを作りたいという思いでがんばっています。購入後は早めにポットから庭や鉢に植え替えて、こまめに水をやってください。商品には花ごとにオリジナルラベルをつけています。「一草」のラベルが目印です。

徳網進さん

農業担当部門・アグリ事業部と会長の私が、小菊とシンテッポウユリを栽培しています。菊は5月~12月、ユリは6月から9月まで出荷しています。花を育てるうえで難しいのが、開花時期を調整すること。特に、期間が短く需要が多いお盆にちゃんと花が咲くように、定植してからの排水や防除などの管理に気を配っています。皆さんに喜んでもらえるように、きれいで花芽がたくさんついた、しっかりと、かさのある花を作っていきたいです。

関光明さん

豊岡はブドウの産地です。「豊岡ぶどう」というブランドで、約40人の生産者がブドウを作っています。主力は「藤稔」と「ピオーネ」。お盆頃には大粒でみずみずしい藤稔が、9月初旬には果肉が締まり糖度の高いピオーネが、それぞれ食べごろを迎えます。皮ごと食べられる「シャインマスカット」という品種の出荷も考えています。8月、9月はたじまんまでイベントを企画しています。様々な品種のブドウを取り揃えていますので、是非、豊岡ぶどうを食べてみてください。

数森美智子さん

自家栽培のユズやショウガなどを練り込んだかりんとう、但東町産のもち米を使用したかきもち、イチゴやココナッツを入れたクッキー、夏ミカンや文旦の皮を使ったお菓子などを作っています。素材の味がわかるように甘さを控え目にしています。今年から、梅のジャムの販売も始めました。ほどよい酸味と甘さで、パンやお菓子によく合います。8月にはニンニクの加工品にも挑戦しようと思っています。
たじまんまから届く売上状況をお知らせするメールは、励みになります。

岡隆志さん

「おかちゃんのたまご」という商品名で卵を販売しています。卵は何と言っても鮮度が命ですので、その日に産まれた卵を出荷しています。卵を割った時の卵黄の盛り上がりが鮮度の良い証しです。最近の卵は、さっぱりとした味のものが多いですが、餌の配合などに十分気を配り、安全・安心をモットーに昔ながらのこくのある卵作りにこだわっています。卵かけご飯はだし醤油ではなく、生醤油で食べるのがおすすめです。卵本来の味がよくわかりますよ。

藤原孝美さん

一年を通して、15種類ほどの野菜を出荷しています。6月には、タマネギ、ズッキーニ、インゲン、春ダイコンが旬を迎えます。平成23年の退職を機に、農業を本格的に始めました。他の出荷者の方に教わったりしながら、さまざまな野菜を作っています。新鮮なものを届けようと、早朝にたじまんまに持って行きます。これからもいろんな野菜の栽培に挑戦したいと思います。
お客さんから指名があるとうれしいです。やる気が出ます。