
農事組合法人 上八代営農組合さん
エダマメとダイコンを出荷しています。エダマメは7月中旬から11月中旬までさまざまな品種を、ダイコンは太くて短く、紫色の「味いちばん紫」を11月から3月まで出荷しています。
上八代営農組合は、年々耕作者が減少している現状で、景観を守り維持することを目的に2010年4月に設立、2019年4月に法人化しました。「できる人が、できる時に、できる事を、できるだけ」をモットーにそれぞれが助け合いながら協力して活動しています。
毎年10月25日頃から出荷する「朝来大黒」がおすすめです。さやの見た目が悪く、ゆで時間も長いですが、実が2割程度大きく、クリのように甘いことが特徴です。完熟前の10月上旬からは「丹波黒大豆」のエダマメとしても出荷しています。
「朝来大黒」は化学肥料・農薬の使用量を通常の栽培方法の半分以下に減らしてつくる「ひょうご安心ブランド」に認証されていることなど、安全安心な農作物の提供を目指しています。ぜひ一度食べてみてください。

津崎 公作さん
主に、ナシは9月から「二十世紀」、10月中旬から「新興」、カキは11月から「富有柿」を出荷しています。
夫婦2人で朝5時から収穫し、その日のうちにたじまんまや贈答品として出荷しています。どの品種も甘くて大きいナシを出荷できるよう日々頑張っています。
ナシのおすすめの食べ方は、生で食べることが一番です。食べる2時間ほど前に冷蔵庫で冷やすことで甘みが増し、よりおいしく食べることができます。
芳醇でおいしく、大玉なナシの生産を目指しています。精魂込めて作っているのでたくさんの人に食べてもらいたいです。贈答品としても大勢の方にご依頼をいただいております。ぜひ一度、ご賞味ください。

アダチ観光農園さん

8月上旬からモモ、中旬からブドウを出荷しています。
モモは白桃や、マンゴーピーチと呼ばれている黄桃で、ブドウは「藤稔(ふじみのり)」や、皮ごと食べられる「シャインマスカット」と「瀬戸ジャイアンツ」を出荷しています。
モモもブドウもいくらでも食べられる「くせのない」スッキリとした味わいになるように心がけています。また、化学肥料を使わず、有機肥料を使っています。
地元の人をはじめ、大阪や東京の方からも毎年買っていただくリピーターも増えています。品質はもちろん、次の機会にも買ってもらえるように包装なども一つひとつ丁寧にしています。
ぜひ一度ご賞味ください。

農業法人きめいさんグループさん
11月下旬ごろまで夏ダイコン「轟大根」を出荷しています。そのほかには8月から10月はトマト、12月から5月はイチゴを出荷しています。「轟大根」は標高750~850mの杉ヶ沢高原で、冷涼な気候を生かしているので、みずみずしいダイコンが育ちます。また、赤土を使用しているので病害虫の被害も少なく、肌が綺麗なのも特徴です。これからの季節は食欲が低下しがちですが、大根おろしにして、ご飯にしょうゆと酢をかけて食べるのがおすすめです。

上道製菓さん

大福やわらび餅などのほか、バウムクーヘンやオリジナル商品「高原の栗」(焼まんじゅう)を出荷しています。また、たじまんま(豊岡・和田山)に不定期で屋台を開き、たい焼きを販売しています。大福は旬の時期に合った食材を使い、特製の白あんと餅で包んでいます。いつ食べても変わらないおいしさで味わってもらえるように作っています。8月末ごろまではモモ大福を出荷しています。また、ほかにも一年中わらび餅を出荷しています。本わらび粉を100%使用しているので、市販のスーパーのわらび餅と比べて口どけが良く、弾力があります。和三盆(砂糖)を使用していて、まろやかな甘みが口いっぱいに広がります。

石田 浩一朗さん

現在、6人の従業員で一年を通してリーフレタスを生産・出荷しています。リーフレタスは普通のレタスと比べて加食部分が多いのが特徴です。出荷しているリーフレタスは「小規模閉鎖型水耕栽培」で栽培しています。24時間温度管理された暗室にLEDライトを照らし、日照時間を管理しています。水に養液を溶かし、専用の装置で常に循環させているので、品質が一年中安定しています。また、定期的に養液分析して、よりよい品質のものを生産しようと日々試行錯誤しています。
今後はコマツナなど多品種栽培に向け計画を進めています。リーフレタスは普段通りサラダに使ったり、キャベツ代わりにチャーハンに入れてもおいしいです。季節の旬の食材と合わせてぜひ一度ご賞味ください。

与布土生活研究グループさん
地場農産物を使い、みそやつくだ煮、米麹などの加工品を製造・販売しています。「緑風みそ」が看板商品です。主に朝来市内で生産された白大豆と青大豆、米が原材料で、防腐剤などの食品添加物を一切使っていません。発酵がじっくり進む寒い冬に仕込むことで、香りやこくが増してまろやかでおいしいみそが出来上がります。

山口和人さん
トーヨーグループ(本社:東京)は、建設・不動産を中心に、再生可能エネルギーや農業などさまざまな事業を展開しています。国家戦略特区の養父市に、アグリ事業部門として平成27年に設立しました。
品種は中玉の「セレブスイート」。秋の定植後、冬を乗り越えることで、高糖度で濃い味わいのトマトができます。品質にこだわり、収穫物はすべて選果機で糖度を確認しています。平均糖度は8~9度です。たじまんまや養父市内の直売所、都市部の百貨店などに出荷しています。
養父市の新ブランドの確立に向けてがんばっています。程よい酸味とフルーツのような甘みのトマトをぜひ食べてください。

栃原ゆうみいグループさん
朝来市内の直売所や道の駅を中心に出荷しています。たじまんまでは、「生野峠みそ」と「岩津ねぎ味噌」を販売しています。生野峠みそは、朝来市の学校給食センターや神戸市の兵庫県楽農生活センターのレストランにも納品しています。
平成18年にグループを結成しました。グループ名は、You & Me「あなたとわたしのために」との思いから付けました。今後も地産地消、手作りを続けていきたいと思います。

やぶファーム株式会社さん
地元農業者に賛同し、オリックス農業株式会社(本社:東京)、やぶパートナーズ株式会社(養父市100%出資)、JAたじまが共同出資する農業生産法人として2015年6月に国家戦略特区である養父市に設立しました。
太陽光を活用した水耕栽培施設で年中、葉物野菜を生産しています。年間生産量は150tで、JAファーマーズ・たじまんま和田山や京阪神のスーパーに出荷しています。
たじまんまにはハウス内で作った「サラダほうれん草」と「サラダしゅんぎく」を出荷しています。やさしい味に仕上がっています。お子さんからご年配の方まで、ぜひサラダ感覚でお楽しみください。

加門正さん
12月中旬から年末にかけて正月用の「しめ縄」を出荷しています。しめ縄用に、稲株がやわらかいもち米を栽培しています。7月20日頃の夏の暑い時季、稲穂が実る前に手刈りをします。刈り取った稲を3日間ほど天日干しした後、今度は約1カ月間、陰干しをします。9月初旬から農作業の合間を利用してわらの束を作ったり、長さを整えたりなど下準備を始めます。
心を込めて一つずつ丁寧に編んでいます。玄関先などに飾ってもらい、家族そろって幸せなお正月を迎えてください。

井原爲之さん
レンコンを主に、野菜や花などを出荷しています。レンコンは地下茎といわれる蓮の茎が肥大したものです。蓮は根、葉、花、実と捨てるところがない植物だと知って作り始めました。但馬産のレンコンは珍しいようで、いつも完売しています。
先端は丸くて小さく、芽が付いていることもあります。真ん中は両端が丸みを帯びています。根元は細長い形です。部位によって調理方法を変えることでよりおいしくレンコンを食べることができると思いますので、ぜひお試しください。

天野義兼さん
野菜や果物など年間に約50品目を妻と二人で露地栽培し、葉物野菜を中心に出荷しています。
六年前、帰郷をきっかけに趣味の家庭菜園の延長で農業を始めました。作るからには「安心できるものを」との思いから、農薬や化学肥料をほとんど使わずに栽培しています。「今までの常識にとらわれない」をモットーに、手間はかかりますが、家族や皆さんの口に入るものだから"安心"にはとことんこだわっています。
農業には定年はありません。消費動向を見ながら皆さんに満足してもらえるものを作り続けたいと思います。

吉井まどかさん
家族総出でナシの出荷作業をしています。品種は主に青ナシの「二十世紀」と赤ナシの「新興」です。
わが家は夫の祖父の代から続くナシ農家です。自然の力を極力生かそうと、低農薬で化学肥料を使わない栽培に取り組んでいます。おいしいナシを作るために、一つ一つの作業を丁寧にしています。今年も自信をもってお届けします。

柴田喜八郎さん

主にお盆向けのキクとアスターを栽培しています。栽培本数はそれぞれ千三百本です。
ご先祖様の霊を迎える盆に仏壇などに備える花なので、きれいな花が咲くように日々頑張っています。お盆にちょうど花が咲くようにすることが大事です。定植後は株やほ場の状態を小まめに観察し、かん水や防除などの管理を徹底しています。
いくつになっても学ぶ姿勢を大切にしています。栽培を始めたころから、分からないことがあれば他の生産者のもとを訪ねたり、自動車で走行中に花畑を見かけると自動車を止めて話を聞いたりしています。

狭間健治さん
瞳さん
ハウスと露地合わせて約30aの畑で、年間に15品目ほどの野菜を栽培しています。10月までの間は、ミニトマト、スイートコーン、パプリカ、ナス、ピーマンを出荷しています。
農園名「NF Farm」の名前の由来は、N(nature)・F(future)・Farm=自然みらい農園で、農業を自然から学んで、食や環境の未来を消費者の皆さんと一緒に考えたいという思いから付けました。
露地栽培は5月に有機JASの認定を受け、ハウス栽培は移行期間中。食べて健康につながる、おいしくて安心良質な野菜作りを目指しています。ぜひ一度食べてみてください。

寺尾桂子さん
自家栽培の野菜を使って漬物を作っています。たくあん漬け、野菜のあっさり漬け、ユズダイコンの酢漬けを一年中出荷しているほか、季節の商品もあります。
健康面を考えて、塩分を控えめにし、添加物を使わないようにしています。野菜作りは主に夫の仕事で、できるだけ農薬を使わずに栽培しています。
漬物は塩加減が大事。これまでの経験と勘を頼りに、野菜の下部の太さなど使う材料に合わせて塩の量を決めています。納得のいくものが出来るまで試行錯誤を続けています。ぜひ、こだわりの漬物を食べてみてください。

橋本幹夫さん
野菜を中心に、ブルーベリーやブドウ、イチジク、ユズなどの果樹、米粉やきな粉などの穀粉を出荷しています。
農業を始めて約30年になります。病害虫や雑草などの対応には手間がかかりますが、当初から低農薬、有機肥料の安全な栽培にこだわってきました。
これからも皆さんに喜んでもらえるよう安全で安心、新鮮な野菜を出荷したいと思います。

繁田政子さん
夫が農薬をできるだけ使わずに育てた野菜やお米を原料にクッキー、かりんとう、チップス、ラスク、甘納豆などのお菓子を作っています。
「Librae(リブラ)」の由来は、「Librae」とはてんびん座のことで、夫も私もてんびん座なので。平成24年に工房「おかしのLibrae」として、自宅でオープン。現在はたじまんまだけで販売しています。自分のペースで出荷でき、また地元の方に食べてもらえることが出店の決め手。二人で心を込めて「体にやさしいお菓子」を作っています。

和田健治さん
春はミズナや菜の花、夏はスイカやニンニク、秋はキャベツやカボチャ、冬はハクサイや白ネギなどを栽培しています。年間に15品目ぐらい出荷しています。たじまんまの担当職員から、たじまんまは一人暮らしの方や子どもが小さな家族層も利用されていることを聞きました。低農薬、有機肥料の安全な栽培だけでなく、食べきれる小さめの野菜の生産など、お客さまのニーズにあった商品作りを心掛けたいと思います。