
嶋崎 望さん
たじまんま和田山に、通年で「生野峠みそ」を出荷しています。800g入りで800円と、450g入りで500円のものを販売しています。
但馬産のお米と兵庫県産のダイズを1対1の割合で使用しています。生野峠みそは塩分控えめで、昭和55年から作り始めて約40年、原料や製法を変えていない昔ながらの手作りみそです。安全・安心な食品を認定する制度「兵庫県認証食品」の認定を受けています。
みその出荷前にもダイズをすりつぶしているので、調味料などに溶かしやすいです。定番のみそ汁や和え物、からしみそに使うとおいしくいただけます。
わたしは、4月から代表を務めることになりました。今後は地元の食材を使った加工品に挑戦したいです。また、発酵食品や手で作ることの大切さを伝えられる発信ができればうれしいです。

瀬尾 雅仁さん
ハウス26aで主に葉物野菜、露地18aでピーマンを栽培しています。秋から春にかけては、コマツナ、ホウレンソウ、ミズナ、チンゲンサイを生産しています。また、6~10月はピーマン、11~1月は但馬では珍しいヒラタケを出荷しています。
家族4人で手間暇かけて管理・生産しています。化学肥料は使わず、有機肥料や自然由来の農薬を選んで安全・安心な野菜作りを心がけています。令和2年に「ひょうご安心ブランド」と「コウノトリの舞」に認証され、たじまんまで販売する際は、袋に認証マークを印字して、一目で分かるようにしています。
「おいしい」と言ってもらえることがとても励みになっています。これからも安全・安心で、新鮮な野菜を届けていきたいです。瀬尾農園のマークが入った袋をを探していただけるとうれしいです。ぜひご賞味ください。

浅井 崇紀さん
ハウス15棟で花壇苗や鉢花を出荷しています。正月用のハボタン、母の日にはカーネーションといった、季節に合わせたものを50種類ほど生産しています。3月からは主にペチュニア、バーベナ、ローダンセマム、カーペットカスミソウを出荷しています。
わたしと妻、パート5人の計7人で手間暇かけて生産管理しています。花は野菜と違い耐病性が低いので、かん水の管理や消毒をこまめに行っています。生産物もパンジー、ビオラ、ペチュニア、ニチニチソウといった一年草から、シクラメン、アッツザクラといった球根植物や、リンドウ、ラベンダーといった宿根草まで、消費者の方にいろいろと選んでもらえるように幅広い生産を心がけています。
消費者目線に立ち、女性の意見も参考にしながら、若い世代の方にも求められるような、季節に合った色とりどりのお花を作っていきたいです。

平野 石三さん
5月中旬までイチゴを出荷しています。通年では、ナスやキュウリ、ホウレンソウ、ミズナなども出荷してます。
イチゴは「章姫」と「紅ほっぺ」の2品種を栽培しています。「章姫」は酸味が少なく甘みがあり、「紅ほっぺ」は酸味と甘みのバランスがとれているのが特徴です。
イチゴ狩りでよく見られる高設栽培ではなく、直接土に苗を植える土耕栽培で育てています。作業は大変になりますが、よりイチゴ本来のおいしさを味わうことができます。また、有機肥料のみを使用しています。
「紅ほっぺ」はあんこと合わせて食べたり、パフェにしても相性がいいと思いますが、おすすめは新鮮なものをそのまま丸かじりすることです。「おいしい」と言っていただけることが励みになっています。ぜひ一度ご賞味ください。

田中 定さん
10月中旬から、菌床シイタケを出荷しています。一般的には3月になると出荷は終わりますが、栽培管理をして、7月頃まで出荷します。北研「705」という品種で、肉厚なのが特徴です。
3,300個の菌床ブロックを専用の建物で管理しています。一般的に建物内の地面はコンクリートにすることが多いですが、わたしは海砂を敷いています。一定以上の湿度を保て、管理がしやすく、水分量の多いシイタケが育ちます。光を当てたり、空気を入れ替えたりして、なるべくシイタケが本来育つ、山と同じような環境づくりを心掛けています。
大きいものや小さいものなど、いろいろなものを出荷するようにしています。大きさやグラム数によって価格を分けているので、消費者の皆さんの用途や好みに合ったものを選んでいただきたいです。

渡邊 英章さん
約1haのほ場で、年間20品目30種類の野菜を栽培しています。12月はダイコン、ハクサイ、サニーレタスのほか、色とりどりのカリフラワーを出荷しています。
神鍋高原のきめ細かい黒ボク土を使って栽培しているので、根張りがよく、発育がとてもいいです。元肥で有機の堆肥を多く使用するほか、適期での農薬使用を心掛けています。
これからの目標は、夏によく出回るスイートコーンを秋に出荷するなど、季節をずらして出荷することです。ホウレンソウによく似た野菜「スイスチャード」などの新しい品目にも挑戦したいです。
今年から「わたなべふぁ~む」というシールを貼って出荷しています。このシールを目印に、探して買っていただけると嬉しいです。

米田 守さん

約1aのほ場で野菜を栽培しています。11月は但馬では数少ないゴボウをたじまんま2店舗に出荷しています。12月からはニンジンやキャベツ、ハクサイも出荷予定です。
ゴボウは「柳川理想」という品種で、一般的な75~80㎝のものと比べて長く、約1mも伸びます。肌が白く、見栄えがきれいです。特に、太いゴボウは中心部がスポンジ状になっていて、炊いたりすると味が染みてとてもおいしいです。
ゴボウやニンジンは、日本の代表的な産地の栽培方法をインターネットで調べて、参考にしています。そのほか、作業を効率化よく行うため、機械化できる工程はなるべく導入しています。
長年たじまんまに出荷していることもあり、名前を見ていただくお客様もいらっしゃいます。折れてしまったゴボウも、通常より安く店頭に並べていることもありますので、ぜひ一度ご賞味ください。

西川 敏雄さん
45aのほ場で、トマトやナスなど6品目15種類を栽培しています。10月はサツマイモのほか、キュウリも時期をずらして出荷予定です。
家から遠いたじまんまには出荷を断念していましたが、ルート便の運行がきっかけで始めました。8月からルート便が増便となり、出荷する機会が増えて助かっています。
畝の幅を十分にとり、株間を広くとるよう心がけています。風通しが良くなり、日光も当たりやすくなるので、野菜が元気に育ちます。有機肥料をしっかりと施し、おいしい野菜づくりを目指しています。
毎日楽しく農作業に励んでいます。こだわりの野菜をぜひご賞味ください。

吉岡 正人さん
優子さん
たじまんまには10月末までブドウを出荷し、ブドウの出荷が終えたころから3月末まで菌床のシイタケとヒラタケを出荷しています。
ブドウは約2haのほ場で、大粒の「ピオーネ」を主に栽培しています。品種はそのほか、人気の高い「シャインマスカット」や、小粒で種が無く食べやすい「デラウェア」など10種類です。赤ブドウの「安芸(あき)クイーン」もあり、黒と緑、赤の三色がそろっています。
病気を防ぎ、形を整える摘粒や、防虫・防菌加工した袋をかけるなど、一つ一つの作業を丁寧にすることを心がけています。
「おいしい」と言って食べてもらえるように、心を込めて作っています。たじまんまには妻(優子さん)の名前で出荷しています。ぜひ一度、ご賞味ください。

中村 秀行さん

たじまんまにはキャベツを出荷しています。10月下旬から12月末までは「軟白ねぎ」を出荷する予定です。
主に京阪神に出荷していますが、たじまんまは新たな販路の一つとして出荷を始めました。自分の好きな日に、その日の作業に応じて好きな分だけ出荷でき、規格も決められていないので、出荷しやすいのがたじまんまの魅力です。現在は毎週金曜日だけ「たじまんまルート便」を利用しています。
化学肥料とぼかし肥料の2つを使い分けています。ぼかし肥料を使うことにより、時間をかけてゆっくり育つので、高品質な農作物を作ることができます。また、村岡営農生活センターの営農相談員にも助けてもらいながら栽培に励んでいます。
「持続可能な農業」の実現を目指して日々作業に取り組んでいます。今後は、ぼかし肥料を使う割合を高めて、おいしく、こだわりの野菜をお届けしたいです。ぜひ一度ご賞味ください。

中山 貞太郎さん
7aの畑でホウレンソウを栽培し、たじまんま和田山に出荷しています。定年後に就農しました。手軽に始めやすく、身近な野菜なのでホウレンソウに決めました。
たじまんまへの出荷は、「たじまんまルート便」の運行がきっかけで始めました。片道約1時間かけて出荷する手間が減る上、通い慣れた温泉営農生活センターに持っていけるので、運転リスクの低減にもつながります。コンテナ代はかかりますが、ガソリン代と比べると費用を抑えることができます。
畑は標高の高い所にあるので、夏場でもホウレンソウを出荷しています。但馬牧場公園から堆肥をいただいて、肥料として使用しています。
以前は有機栽培の認証を受けて出荷してこともあり、今でもできるだけ農薬の使用を抑えて栽培しています。安全・安心はもちろんのこと、「おいしい」と言って食べていただけるよう頑張ります。

小川 恭弘さん
露地とハウス合わせて約1.5haで、5月から、主にキャベツやホウレンソウを出荷しています。夏はミニトマト、冬は昨年から出荷し始めた白ネギ「ネギマッチョ」や、葉がオレンジ色のハクサイ「オレンジクイン」など、通年でさまざまな野菜を出荷しています。
7年前に、豊岡市の「豊岡農業スクール」の2期生として、1年間農業について学びました。そこで出会った先輩農家に勧められて、たじまんまへの出荷を始めました。現在は妻(菜美さん)と二人三脚で農作業に励んでいます。
味はもちろん、栄養価も考えて栽培することを心掛けています。特に肥料設計にこだわっていて、毎年土に含まれる成分検査を行い、液肥を葉面散布しています。土からも葉からも養分をしっかり入れることで、天候にも負けない、おいしい野菜作りを目指しています。
農業を通じて、地域に貢献し、地元に還元したいと思っています。今後もさまざまな品種を出荷し、品数も増やしていく予定です。

田中 快武さん
夜久野高原(山東町)にある1.2haのほ場で、4月下旬ごろからキャベツやチンゲンサイ、ミズナ、ホウレンソウを出荷します。ほかにも、6月からレタスやハクサイを出荷する予定で、年間で様々な野菜を出荷しています。
夜久野高原は、火山灰が積もってできた黒土が広がっています。黒土は柔らかいので、ダイコンなどの根菜類を栽培すると、肌がきれいに育ちます。
化成肥料はなるべく抑えて使用し、冬場に作るチンゲンサイなどの軟弱野菜は農薬不使用です。
ほかの出荷者からのアドバイスを参考に、周りの人に助けられながら、楽しく農業しています。ぜひ一度ご賞味ください。

生田 信也さん
20aのほ場で、通年で青ネギ、11月末からミズナを出荷しています。もともと生活協同組合コープこうべに出荷しており、たじまんま和田山には、オープンと同時に出荷を始めました。地元の方にも食べていただける機会が増えて、やりがいを感じています。
油かすなどの有機肥料を使用した減農薬栽培です。安全・安心なものを消費者に届けられるよう栽培に励んでいます。
青ネギは薬味として、ミズナはサラダにしてお好みのドレッシングで味わってほしいです。ルート便を使って豊岡のたじまんまにも出荷しています。ぜひご賞味ください。

松野 勝枝さん

令和2年の8月から、手作りマスクを出品しています。6年ほど前、孫の給食当番で使うためにマスクを作りました。もともと手芸が好きでいろいろなものを作っていたこともあり、孫の友達にも好評でした。学校のバザーでも出店していましたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。消費者としてよく利用する「たじまんま和田山」で手作りマスクが売られていることを知り、「わたしも出品してみたい」と思ったのがきっかけです。
時期に合わせてマスクの作り方や素材を変えています。出品し始めた8月は息苦しくないように、裏地を薄くしていました。今の季節は寒いので、顎が覆えるように少し大きめにして、暖かいマスク作りを心掛けています。
好みのマスクを選んでもらえるように、さまざまな種類の生地でマスクを作っています。「この生地でマスクを作ってほしい」など要望があれば、和田山営農生活センターの職員に尋ねてください。

片岡 博之さん
26aのほ場で、年間約60種類の野菜を栽培しています。定番の品目だけでなく、但馬で唯一、細くて辛みが少ないのが特徴のヒモトウガラシを栽培しています。これからの時季はちぢみほうれん草を主力に、ハクサイやダイコン、新タマネギ、新ジャガイモなどを出荷しています。
「元気な野菜作り」を心掛けて栽培しています。但馬の気候に負けないよう、苗作りから時間をかけてじっくりと育てています。
全国のさまざまな特徴を持った野菜を栽培していて、今までも約200種類の品目に挑戦しました。たくさん失敗もしましたが、ほ場の条件に合う品種ができると楽しいです。
農薬は必要最小限にしているほか、全て手作業で行っています。安全・安心で栄養価が高く、おいしい野菜作りを目指しています。野菜の出荷を始めてから10年目ですが、常に1年生の気持ちで日々頑張りたいです。

足立 雄一郎さん
ハクサイやブロッコリーなどのほか、水稲栽培しているレタスや、菌床しいたけを毎日出荷しています。
但馬農業高校に在籍していた経験から「自分で農作物をつくってみたい」という思いがあり、29歳の時に脱サラして就農しました。水稲は毎年規模を拡大して、今では15ha。また、現地露地とハウス合わせて15aで野菜も栽培しています。
和田山営農生活センターの職員と先輩農家の方にご指導いただき、今年から菌床しいたけの栽培を始めました。気温や温度、水分管理など初めてのことで難しいですが、夫婦二人二人三脚で試行錯誤して栽培しています。栽培している品種「サンマッシュ」は軸や笠が太く、弾力もあり肉厚。笠を少し焼いて蒸焼きにし、塩をまぶしたシンプルなものが一番おいしいです。
ぜひお試しください。

田中 亨さん
35aのほ場でイチゴ、ピーマン、パプリカ、トウモロコシ、ブロッコリーなどを主要品目に、約30種類の農作物を出荷しています。11月からはブロッコリー、ハクサイ、ダイコン、ピーマンを主に出荷しています。
いつか独立経営をやりたいなと思っており、祖父から父に受け継いだ土地が養父市にあり、農業なら敷居が低く参入しやすかったので就農を決意しました。
旬のものを出荷しているほか、あえて出荷時期をずらすことで、目を引くような品目を出荷したいです。今後は果樹にも挑戦していく予定です。就農したてで勉強することばかりですが、たじまんま和田山のグランドオープン(2018年10月)とほぼ同時期に農業を始めたので、売り場の充実とともにわたし自身も成長して行けたらなと思います。

農事組合法人 上八代営農組合さん
エダマメとダイコンを出荷しています。エダマメは7月中旬から11月中旬までさまざまな品種を、ダイコンは太くて短く、紫色の「味いちばん紫」を11月から3月まで出荷しています。
上八代営農組合は、年々耕作者が減少している現状で、景観を守り維持することを目的に2010年4月に設立、2019年4月に法人化しました。「できる人が、できる時に、できる事を、できるだけ」をモットーにそれぞれが助け合いながら協力して活動しています。
毎年10月25日頃から出荷する「朝来大黒」がおすすめです。さやの見た目が悪く、ゆで時間も長いですが、実が2割程度大きく、クリのように甘いことが特徴です。完熟前の10月上旬からは「丹波黒大豆」のエダマメとしても出荷しています。
「朝来大黒」は化学肥料・農薬の使用量を通常の栽培方法の半分以下に減らしてつくる「ひょうご安心ブランド」に認証されていることなど、安全安心な農作物の提供を目指しています。ぜひ一度食べてみてください。

津崎 公作さん
主に、ナシは9月から「二十世紀」、10月中旬から「新興」、カキは11月から「富有柿」を出荷しています。
夫婦2人で朝5時から収穫し、その日のうちにたじまんまや贈答品として出荷しています。どの品種も甘くて大きいナシを出荷できるよう日々頑張っています。
ナシのおすすめの食べ方は、生で食べることが一番です。食べる2時間ほど前に冷蔵庫で冷やすことで甘みが増し、よりおいしく食べることができます。
芳醇でおいしく、大玉なナシの生産を目指しています。精魂込めて作っているのでたくさんの人に食べてもらいたいです。贈答品としても大勢の方にご依頼をいただいております。ぜひ一度、ご賞味ください。