たじまりんどう新たな生産者募り説明会

 新たな産地化に向けたリンドウの生産者増を目指して、株式会社やぶの花、兵庫県、JAたじまとJA全農兵庫で組織する「たじまりんどう」産地化プロジェクトチームは2月10日、新規栽培者の募集説明会を総合営農センターで開きました。リンドウ栽培に興味を持った農家ら8人が参加し、栽培の作業体系や収益性を学びました。

 説明会は、新たにリンドウの栽培を検討する農家を対象に開催。JA営農相談員が関係機関と協力し、新たな品目の栽培に興味を持つ地元農家らに声をかけるなどして参加者を募りました。

170210rindou.jpg 説明会では、栽培を始めるに当たり必要な資材・経費や労働力、ほ場の選び方などを説明。参加者は、出荷調製や集荷の対応はどうか、日当たりや水はけなどのほ場条件、獣害や病気の被害などを質問し、㈱やぶの花の高木規之さんや行政、JA職員らが、これまでの栽培や他産地の状況などを踏まえて丁寧に応えました。

 説明会に参加した農家は、「花卉栽培の知識や技術はないが、関係者の丁寧な説明で不安は薄れた。ほかの農作業との兼ね合いや経営などを考えてしっかり検討したい」と話していました。