地域の野菜づくり講座にJA職員が講師として参加

180628teragiyasai2.jpg 6月28日に美方郡新温泉町の照来地区で開かれた野菜づくり講座に、JAたじまの職員が講師として参加し、トマト、ナス、キュウリなどの夏野菜や、これから栽培が始まるハクサイやダイコンなどの秋まき野菜の栽培管理について指導しました。講座は好評で、すでに第2回の開催が決まっています。次回は10月に開く予定で、ジャガイモやタマネギの栽培管理について学びます。

 全7集落からなり、約530世帯が暮らす同地区では、生活文化の向上や地域交流の活性化を目的に、防犯講習や親子向けの科学実験講座など、公民館を活用した様々な催しを年に数回開いています。今年は、同地区で採ったアンケートで一番要望が多かった、野菜づくり講座を開くために、最寄りの同JA温泉営農生活センターに講師を依頼。センターはこれを快諾し、講座への協力を申し出ました。講座は、年に数回開く予定で、地域の人たちが集まりやすいよう午後7時半から約1時間程度行い、講師を務める同センターの宮部正信営農相談員と西口直輝さんから、季節の野菜の栽培管理について学びます。

 この日の第1回には、地域住民約40人が参加しました。講師の職員が、樹を長持ちさせるコツとして、収穫や追肥などの栽培管理を小まめに行うことを説明。また、病害虫の被害を最小限に抑えるために、発生時期を予測した予防的な農薬の散布を心掛けるよう呼びかけました。参加者は、「用語の解説や写真付きでの説明で、初心者にも分かりやすい内容でとても良かった。講座で学んだことを家庭菜園に生かし、おいしい野菜を作りたい。次回も楽しみにしている」と話していました。同センターの宮部営農相談員は、「野菜づくり講座を通じて、組合員とのふれあいを大切にしたい」と話していました。