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たじまで農業

活動レポート

酒米「兵庫北錦」品評会 最優秀賞に 玄米の部 尾崎さん 稲株の部 岡村さん

2018.12.21

181219kitanishikihinnpyoukai.jpg JAたじまの浜坂兵庫北錦生産部会は12月19日、平成30年産の酒造好適米「兵庫北錦」の品評会を浜坂営農生活センターで開きました。品評会には2部門あり、玄米の部では尾崎喜市さんを、稲株の部では岡村清一さんを最優秀賞に選びました。尾崎さんの出品した玄米は、粒張りや粒ぞろいに優れ、特に酒造りで重要な心白の発現率が高かったことが評価されました。岡村さんの稲株は、不稔率が低く穂が充実していたことに加え、稈長(かんちょう)や穂長、茎数などの生育に兵庫北錦の品種特性が色濃く表れていたことが高く評価されました。

 品評会は、生産者の栽培技術と生産意欲の向上、高品質化への意識付けを目的に昨年から開催しています。この日の品評会には、「兵庫北錦」の玄米21点と稲株21点が出品されました。同部会の役員、行政やJAで構成する審査会が、粒の大きさや粒ぞろい、着色などの被害粒の有無、心白の大きさ、穂丈や株数などを一点一点入念に審査し、玄米と稲株の両部門でそれぞれ上位5点を選出しました。入賞結果は玄米と稲株の現物と一緒に浜坂営農生活センターで展示し、平成31年1月末に開く同部会の定期総会で入賞者を表彰します。

 審査委員長を務めた新温泉農業改良普及センターの芦田龍太郎所長は、「兵庫北錦は地域を限定して栽培しているため、気候や土壌条件の違いによる品質の差が表れにくい。出展された玄米と稲株はどれも外観品質が良く甲乙つけがたかった」と講評しました。

 「兵庫北錦」は、美方郡新温泉町の浜坂地域で30年以上に渡り栽培される酒造好適米です。同米で醸した酒は雑味が少なく甘みがあり、コクのある酒に仕上がります。年々と需要が高まっていて、平成30年度は生産者64人が約42㌶で栽培し、昨年度より26㌧増の246㌧を集荷しました。地元の香住鶴株式会社のほか、県内や京都、四国の酒造会社に出荷します。今季は、7月から8月の気温が高く、高温障害による品質の低下が心配されていましたが、生産者らの徹底した水管理で、同部会で初となる1等米比率100㌫を記録しました。

 品評会のそのほか結果は次のとおりです。

【玄米の部】

最優秀賞(たじま農業協同組合代表理事組合長賞) =尾崎喜市さん

 優秀賞(新温泉町長賞)            =森上亘さん

 同 賞(新温泉町農業改良普及センター所長賞) =伊賀文雄さん

 同 賞(全国農業協同組合連合会兵庫県本部長賞)=田中良明さん

 同 賞(兵庫県酒米振興会長賞)        =森場滝徳さん

【稲株の部】

最優秀賞(浜坂兵庫北錦生産部会長賞)      =岡村清一さん

 技術賞=伊賀良介さん、山本善弘さん、