合言葉は「但馬の夏といえば"たじまピーマン"」 生産者大会で意思統一
JAたじまピーマン協議会は12月17日、JAたじま本店で生産者大会を開催し、生産者や関係機関、JA職員ら112人が参加しました。「頂点の上へ!たじまピーマン」を振興方針に、8つからなる支部活動を中心とした仲間づくり・技術の向上、計画的な作業による収量・品質の向上、食農教育活動を通した農業の魅力を次世代へ繋げ、「たじまピーマン」の更なる発展を目指します。
同協議会は2019年度、但馬全域で生産者178人が約11・2ヘクタールで約10万本を栽培。2020年度は生産者数200人、栽培面積13・7ヘクタール、栽培本数12万3000本を栽培し、販売高3億円を目指します。
大会では同協議会の霜倉和典会長が「たじまピーマンを但馬の産業にするためには協議会員や地域住民の協力が不可欠。みんなで一体となって活動し、ピーマンに関わる人口を増やしたい」とあいさつ。尾﨑市朗組合長は「結果の出ている支部を参考に、全支部に向けた情報発信が大切。3億円の産地になるために何をすべきか考え、行動してほしい」と激励しました。
大会ではこのほか、今年度の優秀な栽培者と支部を表彰。出荷量や1本あたりの収量など、総合的に判断し、優秀賞の但馬県民局長賞に但東支部の能勢明宏さん(写真右)を選びました。能勢さんは「私とピーマン栽培」と題し、今までのピーマン栽培と今年度新たに取り組んだ事例発表などを行いました。そのほかの結果は次のとおりです。
優秀賞 全農兵庫県本部長賞=霜倉寛三(但東支部)
たじま農協組合長賞=山崎誠(養父支部)
協議会長賞 新規栽培者 =坂岡孝弘(但東支部)
=有限会社 髙本農場(朝来支部)
優秀支部 =みかた支部