JAたじま朝倉さんしょ部会朝来支部 苗木の植え付け学ぶ

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 JAたじま朝倉さんしょ部会朝来支部は12月9日、朝来市和田山町高生田のほ場で苗木の植え付け講習会を開きました。部会員や行政、JA職員など約25人が参加し、圃場の準備や植え付け方法、注意点などを学びました。

 朝来農業改良普及センターの職員が、ほ場の選び方、土壌の状態や植え穴の大きさと深さなどを説明しました。接ぎ木部分は必ず土から出るように植えること、植え付け後は苗木の周りにたっぷりと潅水すること、3月に切り戻しを行うことなどを訴えました。参加者らは定植後の管理などの仕方を質問しました。JAや普及センターの職員が丁寧に答えていました。

 数年前に知人の部会員から「朝倉さんしょ」の成木を譲り受けて「朝倉さんしょ」の栽培を始めた部会員の男性は「今年から苗木の植え付けも始める。ポイントをたくさん教えてもらったので、今回学んだことを参考にして植え付けをしていきたい」と話しました。

 同部会では各支部で苗木の植え付け講習会や剪定(せんてい)講習会を積極的に開き、栽培技術向上と増産を目指しています。