地域の伝統野菜「八代オクラ」知って 地元児童が定植体験

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 豊岡市日高町八代地区で60年以上前から伝わる伝統野菜「八代オクラ」を後世に残そうと、地域コミュニティの八代おもいやりネットやJAなどが協力して活動を行っています。その一環として、6月15日に地元の豊岡市立八代小学校の全校生徒31人を対象に、八代オクラの定植体験を行いました。児童や教員、その家族の地産地消への意識醸成や、食と農業、伝統野菜への理解を深めることが目的です。

 定植体験は、吉岡亮さんのほ場で行いました。児童らは畝に沿って並ぶと、一つ一つ丁寧に植えました。約250本植えた八代オクラは、9月上旬に収穫体験を行い、豊岡市日高学校給食センター管内の小中学校9校で振る舞われます。児童らは「ネバネバしていてオクラは大好き。収穫も給食も楽しみ」と話し、吉岡さんは「定植体験は今年で4回目。こういった活動を通じて、地元の名産を知ってもらえる機会になればうれしい」と話しました。

 八代オクラは、一般的なオクラが5角に対し、8角以上で太い。大きくてもやわらかく、食べやすいのが特徴です。

 八代オクラがその土地の特産品として広まると、地域の美観向上や耕作放棄地減少にもつながる。八代おもいやりネットの石田善昭会長は「八代オクラを使った料理コンテストなども計画している。八代地区が盛り上がるように頑張りたい」と話しました。