上田さん今井さん最上位 香美町子牛品評会 

220902JAたじま 第18回香美町子牛品評会 前期の部.jpg

 JAたじまと香美町は2日、みかた畜産事業所(新温泉町歌長)で、但馬牛の資質を競う第18回香美町子牛品評会(前期の部)を開きました。昨年12月から今年2月末までに産まれた子牛を対象に、町内の畜産農家が種牛の部26頭と去勢の部15頭を出品。種牛の部では村岡区の上田伸也さん(写真左)が出品した「うえだ784」が最上位の一等賞一席に、去勢の部では小代区の今井正人さんが出品した「光義」が最上位の金賞一席に選ばれました。

 品評会は、質の高い但馬牛を生産するための技術と改良意識向上のために毎年、前期と後期で2回開催しています。JA畜産部が但馬牛としての資質、品位・均称、月齢に応じた発育がなされているかなど入念に審査しました。

 「うえだ784」は父牛に「茂貴波」、母の父牛に「忠味土井」の血統を持ちます。審査では、体上線や体下線が平直で、種牛らしくバランスが取れていたことが高く評価されました。

 「光義」は父牛に「照和土井」、母の父牛に「照忠土井」の血統を持ちます。審査では、月齢に応じた発育で、腿(もも)の充実などが去勢牛として高く評価されました。

 そのほかの上位入賞牛と出品者は次の通り。 

雄・雌の部 一等賞二席=「うえだ469」上田伸也さん

         三席=「きくみなみ」井上哲也さん(村岡区)

         四席=「きくとみ6」長瀬五一さん(村岡区)

         五席=「みつき5」森脇雄一さん(村岡区) 

去勢の部   金賞二席=「芳悠山」井上哲也さん

         三席=「風香」小林一樹さん(小代区)

         四席=「上田367」上田伸也さん

         五席=「若悠」淀貴至さん(香住区)