お盆の仏花を多くの消費者のもとへ たじまんま菊づくり講習会開催
JAたじまのファーマーズマーケット「たじまんま」は4月13日、令和7年第3回たじまんま菊づくり講習会をJAたじま八鹿研修センター(養父市)で開きました。輪菊を中心に基本的な知識と技術を学び、たじまんまへのキクの出荷者と出荷量の増加を目指します。
講習会は、たじまんま生産者部会北部支部の谷口修部会長(写真)が講師を務め、全5回にわたって開催。菊の品種や苗と畝の作り方、病害虫防除、出荷時と出荷後の注意点などを、栽培スケジュールと照らし合わせながら学びます。
第3回は11人が参加し、草丈の伸長目標や病害虫の防除、アスター(エゾギク)の栽培方法など栽培管理について学びました。たじまんまでは、お盆の時期にキクの出荷数が需要に追い付かない年が続いています。お盆に質の良いキクが開花し出荷量も増やせるよう、葉や茎を観察し白さび病をはじめとする病害虫の防除を徹底していきます。
谷口部会長は「1束でも多くのキクを出荷し、たじまんまに来てくださるお客様の手に渡るよう栽培をしていきたい。長年培ってきた栽培ノウハウを伝え、新規出荷者と出荷数の増加につなげる」と話しました。