朝倉さんしょ品質審査 上位7点決まる JAたじま朝倉さんしょ部会

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 JAたじま朝倉さんしょ部会は7月24日、JAたじま本店で朝倉さんしょ品評会を開きました。但馬全域から出品された34点の中から上位7点を決めました。

 同部会役員や関係機関、JA職員ら21人が審査員を務めました。出品物は、事前に重量と一房当たりの粒数を測定しました。当日は粒ぞろいや色、形などの外観を審査しました。受賞者は今後、表彰される予定です。

 同部会の佐藤君直部会長は「房ごとに実の付き方にばらつきはあったものの、質や色合いの良いものも見られた」と評価しました。今後の意気込みとして、「実の数を増やすために雄木を植え、収穫量の向上を目指したい」と話しました。

 令和7年度は、春先の低温により、開花が例年に比べ35日程度遅くなり、霜害や受粉不良によるばらつきも多く見られ、出荷実績は前年比36.5%減の約13tでした。部会では、次年度に向けて高品質な果実を安定して生産するため、収穫後の礼肥や病害虫防除など、適切な栽培管理の徹底に努めるとともに、受粉に必要な花粉を供給する雄木の植え付けを積極的に行っていきます。

 同部会が栽培する朝倉さんしょは、大粒で後に引かない辛さが特徴です。通年でJAたじまの「たじまんまオンラインショップ」で冷凍果実を販売しています。