事故ゼロの農作業を 農機メンテナンス講習会
JAたじまの農機センターは7月8日、朝来市のJASS(サービスステーション)和田山自動車センター跡地で、JAたじま青壮年部に農機メンテナンス講習会を開きました。部員に農機の点検技術や正しい使い方を身につけてもらい、安全に長く使用し事故のない農作業を行ってもらうことが目的です。
講習会には、部員13人が参加。同センターの中島由志センター長が講師を務め、農機による事故の防止や部品の交換方法などを詳しく説明しました。青壮年部がシェアリングして使用している、ラジコン草刈機のメンテナンスについても説明を行い、部員は構造を興味深く観察し質問を投げかけていました。
参加した部員は「普段使う農機や新しい農機のメンテナンスを学び、長く使うためのポイントを知れた。改めて基礎の大切さを実感し、明日からの農作業を安全に行っていきたい」と話しました。
中島センター長は「但馬管内でも高齢者を中心に、刈払機によるけがやトラクターが横転する事故が発生している。講習会を定期的に開催し、農機による事故を減らしていく」と話しました。