香住梨「二十世紀」初出荷8月29日から 品位検討会で出来を確認

HP250820JAたじま 香住梨「二十世紀」初出荷29日から、品位検討会で出来を確認、JAたじま・香住果樹園芸組合.doc.jpg

 JAたじまの香住果樹園芸組合は8月20日、香美町香住区産の梨「二十世紀」の品位検討会をJAたじま香住支店で開きました。今年の梨の出来を確認し、午後の役員会で初出荷日を829日に決めました。今年は7月の雨が少なかった影響で玉太りがやや小ぶりになりましたが、糖度は例年を上回る高品質です。令和6年度並みの100tの出荷を目指します。

 検討会では、新規就農者を育成する「香住なしの学校」研修生を含む22戸の生産者が3玉ずつ梨を持参。同研修生と農業改良普及センター職員、JA職員が一玉ずつ糖度と大きさ、荷重を計測しました。JAたじま香住支店の重本達也営農相談員は「今年は雨が少なかった影響で梨がやや小ぶりになったが、糖度が高く、甘い梨ができており、初出荷を迎えるのが楽しみ」と話しました。

 同組合は香美町香住区内の梨生産者36戸で構成。「香住なしの学校」研修生1人を含む37人が12.2haで栽培を行います。9月中旬まで出荷が続き、地元の直売所やJAファーマーズマーケット「たじまんま」の他、地元の豊岡や大阪の市場等にも出荷します。贈答用として各ショッピングサイトでの販売や、ふるさと納税の返礼品としても人気が高いです。