営農部門を支える応援体制 繁忙期に他部門20人がCE・RCの4施設をサポート
JAたじまでは、営農部門の繁忙期に合わせて他部門の職員が施設業務を応援する取り組みを強化しています。8月下旬から9月上旬の米集荷のピーク時には、支店職員と本店の総務部門・金融部門の職員、計20人が管内のカントリーエレベータ(CE)とライスセンター(RC)の4施設で業務に従事しました。生産者が持ち込んだフレコンから検査用の籾を抜き取る作業や、水分量の検査補助などを行いました。
昨年度より段階的に、支店と営農生活センターの一体化運営を進めており、職員の縦割り意識の解消に向けて取り組んでいます。一体化運営では、支店長をトップとした金融・共済店舗と営農生活センターの一体的な運営により、職員間の情報共有を強化し、ワンストップサービスの実現を目指しています。
営農部門の応援体制は年間を通じて実施しており、5月には育苗施設での苗出し作業、8月には野菜の選果施設での選別作業や、お盆時期には直営の直売所「たじまんま」での販売補助など、幅広い業務を行っています。今後も繁忙期の人手不足の解消と、職員の事業理解・教育の一環として、横断的な応援体制を継続していく方針です。
営農生産部の岡村達也部長は、「農業協同組合の職員として農産物の生産現場に携わることで帰属意識が向上し、組織の一体感が高まるよう、今後も取り組んでいきたい」と話しています。