大手米卸㈱神明と「ふるさと但馬米」収穫で交流 ふるさと但馬米振興会

HP250917JAたじま 大手米卸㈱神明と「ふるさと但馬米」収穫で交流、ふるさと但馬米振興会、兵庫・JAたじま .jpg

 JAたじまのふるさと但馬米振興会は9月17日、同米の大手卸先である神明の社員を対象に産地研修会を開きました。5月の田植え、6月の生きもの調査に引き続き3回目。今回は豊岡市八社宮の産地交流田で稲刈りを行いました。

 当日は社員5人が参加し、振興会役員やJA全農兵庫、JA職員ら約15人と、鎌を使って丁寧に手刈りをしました。同米を生産する八社宮営農組合のオペレーターから操縦を教わりながらコンバインでの刈り取りも体験し、昼食にはかまどで炊いた新米を味わいました。

 参加した同社新入社員は「コンバインは、5月に体験した田植え機と違う感覚があり、土をしっかり踏み進む感触だった。暑い中で栽培を行う苦労や収穫の喜びなど、体験したことや農家さんの気持ちを今後の業務の中でしっかりと伝えていきたい」と話しました。

 産地研修会は、神明の新入社員に同米の取り組みや水稲栽培、生産現場の理解を深めてもらう目的で2018年から開いています。

 JA最大規模のブランド米「ふるさと但馬米」は、農薬と化学肥料の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えた特別栽培米「コシヒカリ」。JA管内の但馬地域全域で782人が栽培しています。