伝統野菜「八代オクラ」 地元児童が収穫体験

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 JAたじまの日高農産物直売所出荷部会は9月10日、八代おもいやりネットと豊岡市日高学校給食センターの協力で、豊岡市立八代小学校の全校児童11人に、伝統野菜「八代オクラ」の収穫体験を行いました。

 食や農業の他、伝統野菜への理解を深めることが目的で、6月の定植体験と9月の収穫体験の全2回を学校の食育活動の一環として毎年開いています。

 児童らは、畑の管理者である同部会の吉岡亮さんの指導の下、長さ10cmほどに実った「八代オクラ」約5kgを収穫しました。児童は「普通のオクラより噛み応えがあって大好き。去年よりも上手に採れてうれしい、食べるのが楽しみ」と話しました。収穫された「八代オクラ」は、同給食センター管内の小中学校7校「八代オクラのチーズ焼き」として約1300食分提供されます。

 「八代オクラ」は同市日高町八代地区で約60年前から栽培されています。よく流通しているオクラの実は五角ですが、八代オクラは八角以上になり太く大きく柔らかく成長します。伝統野菜を守ろうと令和元年から出荷を始め、今年で7年目になります。生産拡大を目指すため、JAは栽培指導や販売面で協力しています。