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「たじまピーマン」定植が盛ん

2013.05.24

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 但馬地域は近畿で有数の夏秋ピーマンの産地。約200人の生産者が11haで「たじまピーマン」の栽培に取り組んでいます。みかた支部では今年度、4人が仲間に加わりました。その一人が新温泉町竹田の本多誠さん。昨年4月、勤めていた会社を退職し、今年から本格的に農業を始めました。親子でピーマンの苗の定植に追われています。

 

 

 

 

 本多さんは4aのほ場で330本のピーマンを栽培。労力は本人と母の幸江さん。本多さんは、「いいものをたくさん作って、ブランドを高めたい」と意気込んでいます。

 

 始めたきっかけは、体調を崩してこれまで勤務していた会社を昨年4月に退職し、自分のペースで作業ができる農業を選びました。地元紙のピーマン栽培者を募集する記事を見て、講習会に参加しました。市場の価格が安定していること、JAなどの関係機関や多くの仲間がいて栽培のサポート体制が充実していることなどがピーマンの栽培を始める決め手となったそうです。

 

 ピーマンの生産者で組織するピーマン協議会とJAたじまは、栽培の経験が浅い生産者を対象にした栽培講習会の開催やほ場の巡回などをして、誰もが安心して栽培できる体制作りに力を入れています。

 

 本多さんは、「初めのことでわからないことばかり。先輩やJAの担当者は親切に丁寧に教えてくれるので心強い。将来的には作付け面積を広げ、栽培する本数を増やしたい」と話していました。

 

 同協議会が生産するたじまピーマンは、6月末から収穫が始まります。