令和7年までに1,000t目指す ピーマン協議会総会

2023.04.28

0421JAたじま ピーマン協議会役員総会.jpg JAたじまのピーマン協議会は4月21日、役員総会をJAたじま本店で開きました。令和5年度の取り組みとして、収量や品質・知名度の向上といった3つの活動方針を示しました。年間の集荷目標を750tに設定し、令和7年度までに1,000tの集荷を目指します。達成のために作付けを拡大し、1本当たりの収量を増やすことを確認しました。

 栽培規模の拡大や収量増加を図るために今年度、JAが選果施設の利用料の一部を支援します。出荷実績に応じて、シーズン終了後に1㎏あたり最大8円を生産者に還元します。6月上旬にはJAたじまピーマン選果施設が新しく稼働します。従来施設の1日の最大処理量7.5tでしたが、新施設はそれを上回る10t。「たじまピーマン」のさらなる拡大につなげます。

 ピーマン協議会は8つの支部で構成され、会員数は168人。令和4年度の栽培本数は105,267本で出荷数量は600tとなりました。令和5年度ピーマン栽培本数は4月19日時点で、令和4年度から3,363本増加し、108,630本となりました。

 総会には協議会役員や行政、JA役職員ら約30人が出席。令和4年度活動報告と令和5年度活動計画などについて審議し、原案通り承認しました。役員改選も行われ、再選した霜倉和典会長は「仲間で教えあいながら切磋琢磨し、目標をもって生産する雰囲気づくりを大切にしたい。但馬地域がピーマンの産地であることをPRしていきたい」と語りました。協議会では支部内の講習会だけでなく、支部を超えた交流や販売促進活動を行う予定です。