岩津ねぎ

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消費者が岩津ねぎの産地で生産者と交流

2016.11.29

 JAたじま岩津ねぎ部会は11月24日と28日、生活協同組合コープこうべの組合員を産地に招き、「岩津ねぎ」の産地交流を行いました。

 産地交流の催しは、岩津ねぎを取り扱う同生協が企画。生産者と直接話したり一緒に作業したりする機会を設け、産地の現状や生産者の苦労、栽培の喜びなどを知ることを目的に、同部会やJAと協力して今回初めて開きました。同生協の広報誌などで参加者を募り、2日間で組合員ら78人が参加しました。

161124coop.jpg 参加者らは、和田山営農生活センターで岩津ねぎの調整や袋詰めの作業を体験。生産者に良質な岩津ねぎを育てるこつや管理の苦労話などを聞きながら、和気あいあいと作業を楽しみました。

 また、岩津ねぎを使った料理を作って味わい、生産者やJA職員から栽培のこだわりや歴史などを学んで意見を交わしました。

 

 姫路市から参加した女性は、「葉をとるのはもったいないと思ったが、安全で安心な農産物を消費者に届けるために必要なことだと知った。消費者のことを考えて栽培する生産者の努力を、自分や家族だけでなく多くの人に伝えたい」と話しました。

 同部会の荒川欣也副部会長は、「生産者はほぼ1年中、岩津ねぎとそれを待つ消費者のことを考えて栽培に励んでいる。丹精して育てている生産者や産地のことを知り、岩津ねぎをもっと好きになってもらいたい」と話していました。