親子で特別栽培米の手植え体験 JAたじまつちかおり米協議会ほか
JAたじまのつちかおり米協議会や生活協同組合コープこうべらは5月10日、消費者を対象に、「コープス親子で米づくり体験ツアー」を宿泊研修施設「うづかの森」(美方郡香美町)で開きました。ツアーは全3回で、同生協に出荷している特別栽培米コシヒカリ「つちかおり米」の田植えから収穫までを体験し、安全・安心な栽培方法を知ってもらい消費拡大につなげます。
ツアーは、コープライスセンター、全農パールライス、JA全農兵庫も協力して開催。1回目となる今回は、神戸市などから生協組合員の親子15組37名が参加しました。JA職員が農薬や化学肥料の使用を抑えた特別栽培米について説明。親子で手植えを体験しました。参加者は、「田植えを体験したのは初めてでとても楽しかった。自分の手で植えたお米を秋に食べるのがとても楽しみ」と話しました。
同米は農薬や化学肥料の使用を慣行栽培の半分以下に抑えて栽培。JAの推進する環境創造型農業に先駆け、30年以上前から人と自然に優しい栽培方法を実践しています。
今後は生き物調査や稲刈りを予定しています。