地元小学生が生きもの調査 JAたじまコウノトリ育むお米生産部会豊岡南部支部

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 JAたじまコウノトリ育むお米生産部会豊岡南部支部は7月3日、豊岡市立小坂小学校の5年生11人を対象に、生きもの調査を同市出石町内の部員・瀬尾雅仁さんの圃場(ほじょう)で行いました。児童らは田んぼや水路にどのような生き物がいるか夢中になって探しました。

 調査はJAのブランド米「コウノトリ育むお米」(品種:つきあかり)の無農薬栽培の圃場で行いました。トノサマガエルやアメリカザリガニなど全13種が確認でき、コウノトリ育む農法による生態系の豊かさを確認しました。

 参加した児童は、事前に授業で学習した外来種の話を覚えており「捕まえたアメリカザリガニも田んぼに返してもいいですか」等の熱心な質問もありました。

 コウノトリ育むお米は環境に配慮した栽培方法をとるJAのブランド米です。栽培は有機JAS、無農薬タイプ、減農薬タイプに分かれています。品種は「コシヒカリ」を中心に、酒米などJA管内の但馬全域で栽培されています。

 調査を行った圃場で生産されたお米は学校給食として児童らに提供される予定です。