ふるさと但馬米出荷 生産者らが16年目の出荷を祝う

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 JAたじまのふるさと但馬米振興会は10月10日、同JA栽培規模を誇るブランド米「ふるさと但馬米」の出荷を記念して、豊岡市清冷寺にある乾燥調製施設「こうのとりカントリーエレベーター」でセレモニーを開きました。生産者や大手米卸の㈱神明、JA全農兵庫、JA関係者ら約70人が参加し、今年の出荷を祝いました。

 同米は、慣行栽培と比べ、農薬と化学肥料の使用量を半分以下に抑えて栽培した特別栽培米「コシヒカリ」。米を安定して販売するために、生産から流通までが一体となった取り組みを行い、2010年から栽培を始めました。大手米卸の㈱神明が京阪神を中心に販売します。

 出荷式で、同振興会の江尻繁会長は「今年の夏は暑い日が続き、水不足が起きたため、栽培しづらかったと思うが、生産者の日々の努力により、無事出荷を迎えられた。全員で1袋でも多く出荷し、消費者においしいお米を届けたい」とあいさつ。㈱神明の森脇暁取締役は「生産者には、一俵でも多く出荷をお願いしたい。預かった大切なお米をがんばって販売していき、お米の魅力を消費者に伝えていく」と意気込みました。

 同振興会は、生産者786人が栽培し、9月末時点で44,000袋(130kg)を出荷します。出荷は11月まで続き、55,000袋の出荷を目指します。