児童が機械浴槽を体験 デイと交流で町づくりを考える

2025.07.02
介護

HP250702JAたじま 児童が機械浴槽を体験、デイと交流で町づくりを考える、兵庫・JAたじま.jpg

 豊岡市立新田小学校の4年生児童34人は7月2日、JAたじまの通所介護施設「豊岡東デイサービス」で、豊岡市社会福祉協議会の協力のもと校外学習を行いました。

 同校は総合の授業の一環で、「見つめよう私たちの町私たちの未来」をテーマに、誰もが暮らしやすい町づくりを1年間にわたって学んでいます。認知症サポーター学習とアイマスク体験の2回を市内各所で行っており、今回が3回目の校外学習です。

 児童らは、同センターの利用者が使う機械浴槽に乗り、利用者が浴槽に入るまでの機械の動きや、職員が利用者に行う声かけと介助を体験しました。児童は「浴槽の種類によって、機械の動きが違い驚いた。学習を通して、みんなが楽しく暮らせる町になってほしいと感じた」と話しました。同センターの高木翔子さんと山下未有さんは「地域の身近な人から大切にしてほしい。利用者に一日ひと笑いができる生活を送っていただけるよう努めていく」と話ました。

 そのほか、利用者が行うレクリエーションの1つ、輪投げゲームを見学。頭と体を動かすことで生活の質の維持・向上を図ります。最後に、児童から利用者へ合唱を通じて、校外学習を開いてくれたことへの感謝を伝え地域社会のつながりを学びました。