トップが情報発信 報道機関と懇談会を初開催
JAたじまは8月8日、JA本店(豊岡市)で、地元報道機関とJA経営者との懇談会を初めて開きました。JA役員が先頭に立って情報発信する「トップ広報」の一環。JAと報道機関との関係性を深めるほか、取り組みや地域農畜産物の魅力を報道機関に知ってもらうことで、報道を通じて認知度向上と地域農業の発展を目指しています。
JA管内を中心に活動している新聞社やテレビ局の計9社が参加。JAは、代表理事専務と広報部署担当常務のほか、営農や金融など各事業部門の室・部長にあたる幹部職員が対応しました。
懇談会では、JA代表理事専務の山下正明が、JAの地域における役割や、27年度を目標年度としている中期計画、環境に配慮して栽培するJAブランド米「コウノトリ育むお米」など管内全域で取り組んでいる農畜産物について説明。そのほか広報担当職員が、取材ネタになりそうな活動やイベントを紹介しました。
質疑応答では、参加者から「同米は唯一無二の特徴を持っている。出荷セレモニーを開催するなど、取材する機会をもっと作ってほしい」「取材ネタに"なる""ならない"を深く考えすぎず、気軽にニュースリリースしてほしい」などの意見が寄せられました。
懇談会ではこのほか、管内の特色ある農畜産物の出荷など取材時期をまとめたカレンダーを配布しました。懇談会後には、同JA直売所の農畜産物を使用している「地産地消協力店」として認証している飲食店のお弁当を食べながら、さらに懇親を深めました。
JAでは今後、参加者が回答したアンケートをもとに、定期的に開催する予定です。