シソ

2014.03.25

 どうってことのない葉のようですが、そうめんなどの薬味として、梅干の色付け用として、また、盛り付けの彩り役として、欠かすことのできない食材です。土質を選ばず、連作障害も気にせずに栽培できるので、初心者でも気軽に作れます。

 

畑の準備
種まき 3月下旬~6月上旬
収穫 6月~10月
ほ場の準備 種まきの2週間前までに苦土石灰80~100g/㎡、1週間前までに堆肥2kg/㎡、有機肥料40g/㎡を入れて耕し、幅60cmの畝を作る。

 

1        支柱などを押し当てて、畝に深さ5mmほどのまき溝を作ります。まき溝に1cm間隔で種を落とし、土をかぶせます。手のひらで土を押さえ、ハス口を付けたじょうろでたっぷりと水を与えます。

1403-1.jpg※苗から育てる場合は、軽く土を押さえ、たっぷりと水をやりましょう 

 

  

2        発芽したら、隣の株の葉と葉が重ならないように間引きます。他と比べて生育の悪いもの、茎が変形しているものから間引きましょう。本葉が10枚まで成長したら、株間を25~30cmほどにします。

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3   発芽から1カ月を目安に土寄せを行い、液体肥料を与えます。草丈が25cmほどになったら、一番上の葉が付いている部分(茎)を切ります。これを摘芯といいます。摘芯によって上向きの成長を止め、わき芽の成長を促し、大株に仕上げます。

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4   本葉が10枚以上、草丈が30~40cmくらいになったら収穫します。下の葉から指先で摘み取るように収穫しましょう。一度に取りすぎると生育が悪くなるので、葉を少し残すようにしましょう。

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