但馬牛子牛せり市 子牛平均85万4,183円 6月市上回る 但馬家畜市場
JAたじまは7月9日、ブランド牛「但馬牛」の子牛せり市を養父市のJA但馬家畜市場で開きました。
雌牛と去勢牛を合わせた1頭平均取引価格は85万4,183円(税抜き)で、前回の6月市(85万2,078円)と比べて2,105円相場を上げ、2市場連続で平均80万円を超える結果となりました。
JA全農によると、6月に開催した全国の主要家畜市場の1頭平均価格は59万2,045円(税抜き)。前月から約2万円下げ、7月も小幅下げを見込んでいましたが、同市場では微増にとどまっています。
但馬家畜市場では前年の7月市と比べると9.5%高となり、引き続き高値で推移しています。
7月市には県内の繁殖農家が雌牛130頭、去勢牛158頭の計288頭が上場し、総販売高は2億4,600万5,000円(税抜き)となりました。
JA畜産部の杉岡浩部長は「来月8月は牛市の休催月であることから、出荷を早めたやや小ぶりな牛が相当数おり、平均体重は前月平均を約10キロ下回ったが、購買者の皆さんには引き続き高い評価をいただき、感謝している。これからも暑い時期が続くが、飼養管理を徹底し、次回の9月市に向けてしっかり準備していきたい」と話しました。
次回は9月10日に開催予定です。