岩花さん3年ぶり2度目の栄冠に笑顔 第24回たじま農協東部和牛共進会

JAたじま 岩花さん3年ぶり2度目の栄冠に笑顔、第24回たじま農協東部和牛共進会、JAたじま.jpg

 JAたじまは9月24日、第24回たじま農協東部和牛共進会をJAの但馬家畜市場(養父市大薮)で開きました。養父市大屋町の岩花希さんが出品した「さかえ214」が最優秀賞一席に輝きました。岩花さんが最優秀賞一席を獲得するのは3年ぶりです。3年前の同共進会で選ばれた出品牛「さかえ213」と母牛の血統が同じです。

 同共進会で選ばれた上位入賞牛5頭は、1026日に県立播磨中央公園(加東市)で開かれる第107回兵庫県畜産共進会(県共)に出品されます。

 豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が2歳種雌牛23頭を出品しました。兵庫県立北部農業技術センター職員、全国和牛登録協会兵庫県支部ら関係機関が、但馬牛としての資質や品位などを評価しました。

 「さかえ214」は昨年4月生まれです。父牛に「丸春土井」、母の父牛に「照忠土井」の血統を持ちます。月齢に応じた発育の良さに加え、それに伴う体の深みや幅の充実、さらに種牛としての資質を感じさせる体上線や肩付きの良さが高く評価されました。「牛にストレスをかけず、また過度に肥やさないことを意識しながら、どのように迫力を出すか工夫を重ねてきた」と話す岩花さん。1026日に開催される県共進会に向けては、「昨年の県共で最優秀賞を獲得したので、今年も上位入賞を果たすために、牛の健康管理に気を付けながら、牛が一番良い状態で挑みたい」と意気込みを語りました。

 第107回兵庫県畜産共進会に出品が決まったその他の結果は次の通りです。かっこ内は地区名、父、母の父牛の血統。

最優秀賞二席=「はなまく2」高橋副武(養父市、丸若土井、芳悠土井)

    三席=「いつき2」小牧成基(豊岡市、丸彩土井、芳山土井)

 優秀賞一席=「みつやすただ」田村牧子(養父市、忠味土井、丸若土井)

    二席=「ぼたん12」森井正伸(豊岡市、丸彩土井、芳悠土井)