上垣さん高橋さん最上位 たじま農協東部子牛品評会

HP250930JAたじま 上垣さん高橋さん最上位、たじま農協東部子牛品評会、兵庫・JAたじま.jpg

 JAたじまは9月30日、但馬家畜市場(養父市大薮)で令和7年度たじま農協東部子牛品評会を開きました。豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が今年生まれた雌子牛52頭を出品。一部(1~3月生まれ)で養父市大屋町の上垣勇吾さんが出品した「やすあや」を、二部(4~5月生まれ)で養父市大屋町の高橋大樹さんが出品した「みゆき34」をそれぞれ最上位の1等賞1席に選びました。

 同品評会は、子牛の発育や形状を審査するとともに、農家間の交流により、飼養管理技術の向上を図る場として毎年開いています。全国和牛登録協会兵庫県支部や県立北部農業技術センターの審査員が、出品牛の月齢などを確認しながら、直接牛の皮膚や被毛を触り、但馬牛としての品位や資質、均称などを一頭一頭入念に審査しました。

 「やすあや」は110日生まれで、父牛に「丸彩土井」、母の父牛に「芳悠土井」の血統を持ちます。発育が良好で、体上線と肩つきともに良く、但馬牛としての資質、品位が優れていたことが高く評価されました。上垣さんは「久しぶりに1等賞1席を取れてうれしい。骨格に違う特徴をもつ牛を数頭出品し挑戦した中で、賞をいただけてありがたい。消費者に喜んでもらえる牛を育てていきたい」と話しました。 

 その他の上位入賞牛は次の通り。かっこ内は地区名、父牛、母の父牛の血統。

1部∇1等賞2席=「はるみや25」太田海星(養父市、丸若土井、丸宮土井)

   ∇3席=「さともり」岩花進(養父市大屋町、悠森土井、丸若土井)

   ∇4席=「みつふくわか」太田海星(養父市、丸若土井、芳悠土井)

   ∇5席=「わかよき」高橋副武(養父市大屋町、丸若土井、芳悠土井)

   ∇6席=「まりあ4」谷口衣津美(豊岡市、丸若土井、石義丸)

2部∇1等賞2席=「さとひさ」岩花進(養父市大屋町、悠前土井、藤彦土井)

   ∇3席=「まつよしの25」宮田貴身仁(朝来市和田山町、悠松土井、丸若土井)

   ∇4席=「ありがたき85」こうのとり風土(同)(豊岡市、丸若土井、宮喜)