但馬管内の土壌分析結果について

 令和4年度に但馬全域で水稲を中心とした土壌分析を実施しました。
 分析結果を地域別に精査したところ、全体の傾向として、水稲に必要な「ケイ酸」「腐植」が不足していることがわかりました。次年度の施肥設計の際には、不足している成分を補うように心がけましょう。
 おすすめの資材は下記のとおりです。

【ケイ酸の不足を補う資材】
〇土力の達人(ケイ酸保証成分31%)
〇稲は待ってるぜ(ケイ酸保証成分22%)

【腐植の不足を補う資材】
〇堆肥(種類によって保証成分が異なります)
〇アヅミン(腐植保証成分約50%)

 また「苦土」「カリ」「リン酸」は過剰傾向にあります。過剰な成分については肥料の施用量等調整が必要となります。
 圃場ごとに土壌分析を実施し、成分の過不足を把握することで、効率の良い施肥を心がけましょう。
 また、令和4年度土壌分析結果を地域別にマップ化しましたので、ご参照ください。


【参考】兵庫県下の土壌マップ(ケイ酸・腐植)

image003.jpg

image005.jpg



















土壌分析成分別結果はこちら(PDF)