料理作りで親睦深め普及につなげよう

 JAたじま朝倉さんしょ部会養父支部は2月21日、「朝倉さんしょ」を使った料理講習会を総合営農センターで開きました。同支部の会員やその家族ら11人が参加し、JA職員や行政関係者らと一緒に料理を作って交流しました。

170221sansyocooking.jpg 料理講習会は、同支部の会員とその家族を対象に、生産者が各家庭で作る料理をみんなで作り、生産者から消費を拡げていくことを目的に開いています。

 朝倉さんしょの爽やかな香りが広がる中、参加者らは4班に分かれて朝倉さんしょをふんだんに使って調理。手軽でおいしい朝倉さんしょの炊き込みご飯、朝倉さんしょちりめんなどの定番料理や、平成26年に同部会が開いた料理コンテストで最優秀賞に輝いた鶏と朝倉さんしょのポン酢和えなど、工夫を凝らした創作料理など5品を完成させました。

 講習会に参加した女性は、「さまざまな料理に朝倉さんしょが活用できることを学べて、料理の幅が増えた。おいしい料理ができると、生産にも一層力が入る」と話しました。

 同部会の福井悦雄部会長は、「料理を作りながら生産者同士が親睦を深め、普段家庭で作る料理のレシピを紹介し合うなどして、朝倉さんしょの普及につなげたい」と話していました。