剪定しっかり収量増目指そう 各支部で講習会

 「但馬ブランド"朝倉さんしょ"」を合い言葉に掲げるJAたじま朝倉さんしょ部会は平成29年度、生産者と関係機関が協力して15tを超える出荷を目指して、各支部で活発な活動を行っています。同部会の各支部では3月中旬から下旬にかけ、収量と品質向上を目的に剪定講習会を開きました。但馬全域11会場で部会員約190人が参加し、JA職員から樹形の作り方や剪定時の注意点を学びました。

170321sansyo.jpg 21日の午後は豊岡市河谷のほ場で開き、部会員21人が参加。豊岡営農生活センターの朝倉さんしょ担当者らが、実際に剪定しながら枝の見極め方を説明しました。部会員らは、収穫しやすいよう低木で栽培するため、枝が今後どう伸びるか確認しながら剪定を実演しました。

 講習会に参加した部会員は、「昨年は枝の剪定をためらい、収穫しづらいうえ小さい房ばかりだった。今年は思い切って剪定し、房の大きい良質な朝倉さんしょを出荷したい」と話していました。