中干しや溝切りの徹底を あぜ講習会で水稲づくり順調に

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 JAたじま浜坂営農生活センターは6月12日から14日、水稲のあぜ道講習会を開き、3日間で全16会場約200人が、中干しや溝切りなど6月以降の水稲の栽培管理について学びました。同センターでは作業の時期に合わせ、講習会を実施。適切な作業を学んでもらい、品質や収量の向上を図ります。

 14日に美方郡新温泉町三谷のほ場で開いた講習会には、農家10人が参加。同営農生活センター職員が、中干し、溝切りの作業方法を説明しました。このほか、収量と食味を高めるために、ケイ酸加里を散布する時期や、カメムシの被害にあわないために、小まめに草刈りをするよう注意を促しました。参加者の島田武夫さんは、「専門的な知識に基づいた指導を受けられるので、あぜ道講習会の存在はありがたい。秋の収穫に向けて、教わった通り適切な作業を心掛けたい」と話していた。