生協職員ら産地訪れ商品学ぶ

170723coopkoube (1).jpg JAたじま、生活協同組合コープこうべ、全農兵庫県本部と全農パールライス株式会社は7月23、24日、同生協職員を対象に農業体験研修を開きました。研修は、同生協職員が但馬農産物の魅力や特長を学び、販売に生かすことを目的に開催。同生協の安全・安心ブランド「フードプラン」に指定されている農作物の産地で、同生協職員7人が農作業を体験しました。

 1日目は、特別栽培米コシヒカリ「つちかおり米」のほ場を見学し、参加者全員で同米のほ場周りを草刈機で除草。農薬の使用を抑えた稲作の特徴や、栽培に係る労力などを実感しました。2日目は、養父市大屋町のおおや高原でクウシンサイの収穫、施肥や堆肥づくりを体験。生協職員らは、同JAのおおや高原有機野菜部会員に収穫の仕方を教わりながら、わき芽を残し一本一本丁寧にクウシンサイを収穫しました。また、農薬や化学肥料などを一切使用せず、有機質肥料のみで栽培しているなど、安全・安心にこだわった農作物づくりを学びました。

 生協職員は、「生産者と直接意見を交わして、自分たちが取り扱う商品の安全性やおいしさの理由を理解できた。消費者に商品の良さを自分の言葉でしっかりと伝えていきたい」と話していました。