平成29年産米初検査 すべて「1等米」

170824kome1.jpg JAたじまは8月24日、平成29年産米のうるち米の初検査を豊岡営農生活センターで行いました。市内の組合員が生産した極早生品種の「ハナエチゼン」343袋(1袋30kg)を検査し、全量を1等に格付けました。

 JAと契約している米の等級検査は、8総合営農生活センターで最も集荷量が多い豊岡営農生活センターを皮切りに、管内の12カ所で行います。資格を持つJA職員が、各袋から抜き取った米を検査皿に乗せて、粒の揃い具合や虫の被害の有無などを中心に検査し、1から3等と規格外に格付けします。

 この日、検査にあたった同センターの後藤弘樹検査員は、「気温の高い日が続いたが、心配していた白未熟粒などはあまり見られず品質は良好。これから検査量が増えてくるので慎重な作業を心掛けたい」と話していました。主力の「コシヒカリ」の集荷は9月1日から始まる見込みで、中旬にかけて最盛期を迎えます。

 JAたじまでは今年度の集荷目標を昨年度より5000袋増の36万5000袋とし、現在目標値をやや上回る出荷契約を組合員と結んでいます。今後は毎年目標を積み上げ、平成32年度には40万袋の集荷を目指します。