出荷・販売増を目指そう 総会で確認

180419sinnonnsennsanntyokunaka.jpg JAたじまの新温泉町産直部会は4月19日、温泉支店で総会を開き、平成30年度は、生産者一人一人が出荷増に励むこと、出荷物の品質の均一化に努めることを決めました。

 同部会では29年度、美方郡内の生産者29人が、ピーマンや白ネギ、ナシ、ブドウなど約50種類の野菜や果物を栽培。京阪神に展開するスーパーマーケット「阪急オアシス」の全4店舗へ、6月から12月にかけて全量を出荷し、総額約830万円を売り上げました。30年度は部会員が新たに1人加わり、全30人で29年度以上の出荷量、販売高を目指します。

 総会には、生産者、行政やJAなど関係者約20人が出席。29年度の事業報告と収支決算、30年度の事業計画と収支予算、また30年度の荷受けと出荷の要領について審議し、全て原案通り承認しました。同部会の野田茂晴部会長は、「年々と農産物を産地直送する産地が増えていて、市場競争率が高まっている。しっかりと出荷規格を守り、消費者から求められるような、良品質な農産物をたくさん出荷しよう」と呼びかけました。

 総会後、新温泉農業改良普及センターの職員が、これから栽培が盛んになるジャガイモ、タマネギやナスなどの野菜の栽培管理について説明。生産者らはメモを取り、熱心に話を聞いていました。