つちかおり米のファンを増やそう 消費者を産地に招いて交流会

180519tutikaoriogp.jpg JAたじまのつちかおり米協議会と生活協同組合コープこうべ、株式会社コープライスセンター、全農パールライス株式会社、全農兵庫県本部は5月19日、コープス兵庫コシヒカリ親子米作り体験ツアーを宿泊研修施設うづかの森で開きました。

 ツアーは全3回で、同生協へ契約出荷している特別栽培米コシヒカリ「つちかおり米」の田植えから稲刈りまでを消費者が体験します。米づくりを通して食と農のつながりを学んでもらうとともに、つちかおり米のファンになってもらおうと4年前から毎年開催しています。

 この日の第1回には、同生協組合員の親子14組31人が参加しました。JAたじまの職員から但馬地域の特徴や米づくり、つちかおり米についての説明を聞いたあと、施設周辺のほ場で、同協議会員に苗の植え方を教わりながら、田植えヒモを使って一本一本丁寧に手植えをしました。また、田植機による植え付けも体験しました。昼食のバーベキューでは、同米で作ったおにぎりや、但馬牛の焼き肉に舌鼓を打ちました。

 参加者は、「苗を手で植えたり、機械で植えたりなど貴重な経験ができた。稲作の苦労を知り、お米の大切さやありがたみを改めて実感した。これからはもっとおいしくつちかおり米を食べられると思う」と話していました。
 ツアーは今後、6月24日にほ場で生き物調査、9月22日に稲刈りを行う予定です。