春の山菜「コゴミ」 豊岡で出荷本格化

190220kogomi1.jpg 豊岡市で春の山菜「コゴミ」の出荷が本格化しています。新農業研究会ではビニールハウスなどを利用した促成栽培に取り組んでいます。作業は4月上旬まで続き、JAを通して、京都の市場へ約1tの出荷を目指します。

 研究会では今季、市内の農家6戸が約11,000株を栽培。生育は順調で、例年並みの1月下旬から出荷を始めました。現在、出荷しているのは4戸で、最盛期を迎える3月上旬には他の会員も出揃う見込みです。

 今季から研究会に加わった竹野町二連原の谷川いづみさん(写真左)は、愛知県出身で、昨年7月に地域おこし協力隊に就任。田舎の生活に憧れ、農業にも興味を持っていたそうで、現地の温かい人柄や自然の豊かさに魅力を感じて移住を決めたといいます。前職は保育士で、農業は未経験だそうです。

 隣集落の栽培歴18年の杉本克行さん(写真右)に教わりながら約1400株を栽培。土で作った床に株を並べ、その上にもみ殻をかけて育てます。コゴミは乾燥に弱いため土が乾かないように小まめに水をやることと温度管理が日課だそうです。谷川さんは「手を掛けた分、良いものができるので、毎回の収穫が楽しみ。先輩農家さんが近くにいて心強いです。来年はもっと増やしたい」と笑顔で話しました。

 杉本さんは「彼女は一生懸命で、コゴミの出来もまずまず。私だけでなく地域のみんなが気に掛け、応援している。ぜひ他の野菜にも挑戦してほしい」と話していました。

 コゴミは山菜の中でもくせが少なく、食べやすいのが特徴。和え物や天ぷらなどにして食べるのがおすすめです。