新鮮な旬の農作物を産地直送 今季の出荷始まる

IMG_2099.jpg 新温泉町産直部会は6月7日、阪急電鉄沿線を中心に展開するスーパーマーケット「阪急オアシス」に向け、今季の農作物の出荷を始めました。初出荷となったこの日は、スナップエンドウやカブ、キュウリ、キャベツなど13種類、合計772点を出荷しました。
 朝の8時ごろから、部会員らが農作物を温泉営農生活センターに次々に持ち込みました。同センター職員や荷受員は、持ち込まれた農作物を丁寧に検品し、店舗へ向かう搬送トラックに詰め込むと、部会員らとともに、搬送トラックを見送りました。この日出荷した農作物は夕方には店頭に並びました。
 今年度から同部会の部会長を務める新温泉町岸田の西川敏雄さんは、「会員数や出荷量の減少など課題はあるが、減農薬や有機野菜などの付加価値のある野菜を作りたい。野菜一つ一つに出荷者の名前の付いたシールが貼ってあるので、名前を覚えてもらえるよう頑張りたい」と話していました。
 出荷は12月上旬まで続く予定です。
 同部会は24人で組織されており、約50品目を生産しています。昨年度は714万円を売り上げ、今年度は950万円を目指します。