朝倉さんしょ品評会 上位7品出揃う

IMG_3363.jpg JAたじまが特産振興の重点品目の柱としている「朝倉さんしょ」を栽培する、JAたじま朝倉さんしょ部会は729日、生産意欲と栽培技術の向上を目的に、朝倉さんしょの品評会を同JA総合営農センター(養父市八鹿町朝倉)で開きました。部会役員やJA職員、行政関係者ら20人が審査しました。

 今年の品評会には、26点が出品。事前に測定した、5房の重量と粒数を点数化したものと、品質が変化しないよう冷凍処理された朝倉さんしょの現物の審査を行い、粒揃いや色、形を一点一点確かめ、5段階で評価し、合計の得点で特に優秀だった上位7点を選びました。今回選ばれた7人の生産者は、1113日に開かれる生産者大会で表彰される予定です。

 今年度から部会長を務める石原忍さんは「4月上旬の霜や、雨不足の影響で品質にばらつきがあったが、部会員らの努力によって良い品質に出来上がっているものが多かった。この品評会を一つの目標とし、生産者の技術を一層高めていきたい」と話していました。

 養父市八鹿町朝倉が発祥の地とされる「朝倉さんしょ」は、粒が大きく爽やかな香りが特長。同部会約500人が但馬全域で栽培しています。今季は517日から6月上旬までで目標に掲げていた18tの出荷を達成しました。