「朝倉さんしょ」夏季剪定講習会

400.jpg JAたじま朝倉さんしょ部会豊岡支部は18日、豊岡市辻の圃場(ほじょう)で夏季剪定講習会を開いた。生産者約20人が参加し、剪定方法を確認しました。
 「朝倉さんしょ」は独特の味と香りでJAたじまの特産振興の重点品目として、生産拡大に力を入れています。同支部では約2400キロ(前年1798キロ)出荷し、前年度と比べると約130パーセントでした。
 剪定講習会では、豊岡農業改良普及センターの職員が指導しました。「朝倉さんしょ」の剪定は3月と6月に行います。剪定をすることで、収穫量の増加や品質の向上が期待できます。参加者は6月の剪定で、今季の収穫が終わった枝を1~2芽残して切ることを伝えました。また、低木にすることで収穫作業の安全性、効率が向上するなどの利点があり、収穫量を増やすことができます。
 同支部副支部長の佐藤君直さんは「今年度は霜の影響を受けた。来年度は講習を生かして、低木にして収穫量を増やせるように頑張っていきたい」と意気込みました。