「たじまりんどう」出荷を前に目合わせ研修会を実施

IMG_1144.jpg 「たじまりんどう」の出荷を前に、たじまりんどう生産協議会は6月26日に目合わせ研修会を開きました。生産者やJA関係者ら約20人が今年度産の出来を確認するとともに出荷規格等を共有しました。
 生産者、JFTグループ、兵庫県、JAたじま、JA全農兵庫で構成される同協議会は、昨年3.1万本出荷しました。今年度は、14人が約6万本の出荷を見込んでいます。生育は順調で、暑さが本格的になる7月上旬から8月下旬まで出荷が行われる予定です。
 研修会では、同協議会の会長である姫路生花卸売市場の植岡淳司部長が出荷規格や出荷時の注意点を説明しました。茎の曲がりがなく、花のボリュームがあり軟弱でないものは「秀品」として出荷できますが、曲がりや病害虫の被害が発生すると商品価値を下げることを伝えました。また、同協議会の技術顧問の髙木園芸の髙木規之代表が病害虫対策の徹底を生産者に呼び掛けました。
 同協議会の植岡会長は「県外で栽培されたリンドウを取り入れるばかりではなく、地元のリンドウを広げていきたい」と話しました。