「二十世紀」もうすぐ出番 出荷直前に圃場巡回 新品種「なしおとめ」収穫適期調査も

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 香住果樹園芸組合は7日、8月下旬に出荷が始まる特産ナシ「二十世紀」の圃(ほ)場巡回を行いました。

 同組合員やJA職員、関係機関ら約10人が香美町内9カ所の圃場を巡回。果実の肥大状況や、新梢や葉を調べ、病虫害の有無を確認しました。開花後の低温や7月の日照不足により平年に比べて肥大が抑えられているものの、病害虫の被害は見られませんでした。今回の調査をもとに、栽培の注意点などを記載した便りを発行し、生産者に周知を図ります。初出荷日は19日の品位検討会で決定します。

 また、2018年度から本格的に出荷を始めた新品種「なしおとめ」の収穫適期調査も併せて実施しました。この日の調査で、荷受け日を817日、20日、24日に決め、生育に合わせた収穫を行います。

 JAの担当職員は「4月に入ってからの低温、長梅雨での日照不足と天候不順が続き、収穫するまで気が抜けない状況。消費者へおいしい梨を届けたい」と話していました。