コロナ禍でも産地と消費者つなぐ Zoomで産地交流会

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 おおや高原有機野菜部会と生活協同組合コープこうべ(本部・神戸市)は23日、養父市の総合営農センターで、「フードプランおおや高原有機野菜Zoomで産地交流学習会」を開きました。ネット上で同生協の組合員や関係者ら約80人が参加しました。

 毎年、同生協の組合員をおおや高原(養父市大屋町)に招き、ホウレンソウの収穫体験などを行っていました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ウェブ会議ツール「Zoom(ズーム)」を活用し、ほ場に訪れずに疑似体験できるよう企画しました。

 この日の交流会では、画面共有機能を用いて部会の概要を説明。その後、中継を同高原の豊嶋農場に移し、収穫作業の様子など配信しました。そのほかにも、野菜の保存方法など素朴な疑問を生産者が答え、活発な意見交換が行われました。

 参加者からは「オンライン開催ならではの工夫があり、新鮮で楽しかった」「新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたら、必ずほ場を訪れて収穫作業を体験したい」などの声があがりました。