吉村さん岩花さん最上位  たじま農協東部子牛品評会

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 10月6日に但馬家畜市場で2020年度たじま農協東部子牛品評会を開きました。豊岡市、養父市、朝来市の畜産農家が今年生まれた雌子牛57頭を出品。一部(1~3月生まれ)で養父市の吉村英美さん(写真)が出品した「よしひめ」を、二部(4~5月生まれ)で養父市大屋町の岩花希さんが出品した「あいまるわか」をそれぞれ最上位の1等賞1席に選びました。

 同品評会は、子牛の発育を審査するとともに、農家間の交流により、技術の向上を図る場として毎年開いています。JA畜産課職員などの審査員が、直接牛の皮膚や被毛などを触りながら、但馬牛としての品位や資質、均称などを一頭一頭入念に審査しました。

 「よしひめ」は2月生まれで、父に「芳悠土井」、母の父牛に「丸宮土井」の血統を持ちます。月齢に応じた良好な発育で、種牛性に富んでいることが高く評価されました。吉村さんは「発育がよく、母牛に適している。来年の県共に良い状態で出せるよう、これからも飼育管理を徹底したい」と話しました。

 「あいまるわか」は4月生まれで、父に「丸若土井」、母の父牛に「芳悠土井」の血統を持ちます。輪郭が鮮明で、品位の高さが評価されました。岩花さんは「病気もせず、すくすく育ってくれた。良い母牛になるよう、健康状態を気にかけながら飼育したい」と話しました。

 その他の上位入賞牛は次の通り。

1部 1等賞 2席=「よしつる」森井正彦さん(豊岡市但東町)

        3席=「ぼたん13」岩花進さん(養父市大屋町)

       4席=「ときよし」高橋副武さん(養父市大屋町)

       5席=「めぐみはる」太田克典さん(養父市)

       6席=「なおわか」上垣勇吾さん(養父市大屋町)

2部 1等賞 2席=「ななひかり2」上垣勇吾さん(養父市大屋町)

       3席=「うみまり」高橋副武さん(養父市大屋町)