「軟白ねぎ」出荷前に打ち合わせ 軟白ねぎ生産者組合

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 軟白ねぎ生産者組合は10月9日、JA温泉営農生活センターで開いた出荷説明会で、2020年度の初出荷日を平年並みの14日にすることに決めました。20年度は19年度発生した病害被害の対策として、新たに5つの農薬の使用ができるようになるなど、栽培暦を大きく変更しています。新しくした栽培暦を組合員が遵守したことで、順調に出荷スタートが切れそうです。

 同説明会には、同組合員やJA職員など約20人が参加。同組合員らが収穫した軟白ねぎを持ち寄り、生育状況について意見を交わした後、組合役員が出荷規格を説明しました。調製については品質の統一化を図るため、ぼけを含めて軟白部分を30センチ以上で統一することを伝えました。そのほか、新温泉農業改良普及センター職員が19年の降水量や日照時間から、圃場の排水対策と予防防除を収穫まで徹底して行うことを促しました。

 同組合は15人で17ヘクタール栽培しています。同組合が生産する軟白ねぎは化学肥料・農薬の使用を5割以上減らすことで「ひょうご安心ブランド」の認証を受けています。