白ネギ「TAJIMAネギマッチョ」今年初出荷へ

JAたじま 「TAJIMAネギマッチョ」今年初出荷 1105.jpg

 今年デビューを迎える「TAJIMAネギマッチョ」は、豊岡市内の5軒の若手野菜農家が2018年春に立ち上げた「ネギ人生産組合」が生産する白ネギです。それぞれの技術をかけ合わせて、こだわりのネギを安定的に生産しています。

 「TAJIMAネギマッチョ」は太さが自慢。太さは一般的には規格外となる直径3センチ以上の出荷規格を設けています。年間を通して多湿で降水量も多く、冬は雪が降る但馬地域は、水分量の多いネギを生産できるため、甘みのあるネギに仕上がります。今年度同組合は計1.5ヘクタールのほ場で「TAJIMAネギマッチョ」を生産しており、11月下旬頃から2月末頃までJAたじまファーマーズマーケット「たじまんま」や関西圏のスーパーなどに約70トンの出荷を見込んでいます。

 生産者の1人、同市出石町の小川恭弘さん(30)は20アールのほ場でネギを生産しています。現在は夫婦2人で様々な野菜を生産する傍ら、野菜の直売所「Veggie de +(ベジー デ プラス)」を営んでいます。その他にも、地域の小学生を対象に収穫体験なども積極的に行っています。小川さんは「ネギの常識を覆すようなネギを作りたい。ネギ=ネギマッチョと思ってもらえるようにこれからも頑張っていきたい」と意気込みました。