特産「朝倉さんしょ」さらなる増産へ 1300本の苗木供給

201201JAたじま 朝倉さんしょ苗木供給.jpg JAたじまでは、「朝倉さんしょ」を特産振興の重点品目として、産地振興に取り組んでいます。1日から、朝倉山椒組合で栽培された朝倉山椒の苗木をJAたじま朝倉さんしょ部会の部会員に供給を行いました。
 今年は長い梅雨、夏の猛暑など厳しい環境下での栽培となったが、1300本の優良な苗木を但馬全域の同部会員110人へ供給しました。2009年の部会設立以降、累計新植本数は1万5千本以上となりました。定植から3年後には、「朝倉さんしょ」として収穫可能となることから、定植本数の増加と併せて出荷量は年々増加。20年度の出荷量は、19年度出荷実績から4トン増の22トンとなっています。
 同組合の才木明組合長は「手入れを怠らないよう大事に育てて、たくさん収穫して欲しい」と話しました。
 同部会では、但馬各地で講習会を実施し、栽培技術の向上、更なる生産拡大に努めます。