「朝倉さんしょ」使った新商品3点お披露目

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 但馬地域の特産振興品目として生産拡大に取り組む「朝倉さんしょ」を使った新商品のお披露目会が3月8日、兵庫県和田山庁舎で開かれました。「朝倉さんしょ」ブランド化推進協議会が佃煮などの従来の概念にとらわれない新しい加工品を紹介し、「朝倉さんしょ」の魅力を広く発信することを目的に企画しました。但馬地域の3社が令和2年度に開発した加工品を披露しました。

 お披露目会には、カタシマ(株)(養父市)、やぶパートナーズ(株)(養父市)、(合)イマジネ(朝来市)の3事業者が参加しました。カタシマ(株)は「朝倉さんしょ」の爽やかな柑橘系の香りとスパイシーな辛みを生かした「山椒が香るタルタルソース」、やぶパートナーズ(株)は魚介類等の炒め物やパスタなどの調味料としても使える「朝倉山椒オイル」、(合)イマジネは兵庫県の特産品の海苔と山椒を組み合わせ、ほのかに香る爽やかな風味が感じられる「朝倉さんしょ海苔」を開発しました。

 洋菓子の製造販売やレストランを経営するカタシマ(株)の廣氏隆之取締役営業部長は、「『朝倉さんしょ』の風味や味わい、食感を嫌味なくソースになじませることに苦労した。多くの人に食べてもらいたい」と話しました。

 「朝倉さんしょ海苔」は昨年11月末から同JAのファーマーズマーケット「たじまんま」(豊岡市八社宮)や、「JAファーマーズ・たじまんま和田山」(朝来市和田山町枚田)で、「山椒が香るタルタルソース」は310日からカタシマ各店舗で取り扱っています。「朝倉山椒オイル」は331日から道の駅等で販売を始める予定です。