コウノトリ育む農法で新ブランド米栽培本格化へ

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 JAたじまのコウノトリ育むお米生産部会は、新たな品種の本格生産に取り組みます。環境に配慮したコウノトリ育む農法で栽培する「つきあかり」です。同JAが4月8日、豊岡営農生活センターで研修会を開き、部会員に栽培のポイントを伝えました。

 新たに取り組むお米は、環境保全型農業、同農法作付面積の拡大を目指し、2021年度から32人の生産者が本格的に栽培を始めます。

 研修会には部会員約30人が参加しました。JA職員が生産と方向性を、豊岡農業改良普及センターの職員が同農法での品種の特性や施肥管理などを説明しました。

 同部会の村田憲夫部会長は「初めてのことに挑戦するので心配な面もあるが、新品種米に取り組む生産者と、作付面積も増やすことができるように頑張っていきたい」意気込みを語りました。

 同JA水田農業振興課担当職員は「新たな取り組みで、生産者は強い意気込みで臨まれているが、不安も多く聞いている。関係機関と連携し、生産者をしっかりサポートしていきたい」と話しました。